【ASDとADHD】毎日200円の謎ルール
「毎日200円」とはなんぞや?
これは、娘が2階で何か仕事をしたら100円、1階で私の手伝いをしたら100円をあげるという約束のことだ。
1つ、なんでもいいから手伝う。
それがコップを台所に持って行っただけでも、犬にエサをあげただけでも、ゴミを拾ってゴミ箱に入れただけでも成立する。
健康な人から見たら、そんなことで100円もらえるのかよ。
いいな。
になると思う。
あげてる私もそう思うんだからw
メンタルの先生にその話をしたとき、笑いをかみ殺していた。
分かるよ、その気持ち。
笑いをかみ殺すのは辛いだろうなw
なんでこんなことをやりだしたのか?
それは、ASDでADHDの娘は先を読むことができない上に、片付けることができないから。
やりなさいと言っても、結局やらずじまいだったり、自分なりの定義があり自分の日常を崩すことがない。
これではダメだなと思った私は、1個やったら100円。それが2個でも3個でも100円というルールにしたわけだ。
最初はうまくいかなかった。
コップを片付けるだけなのに、イヤがるし、自分が出したゴミを捨てることも嫌がる。
だが、徐々に変わってきた。
それはたぶん、スマホを買ったことがスイッチになったと思う。
23万のスマホ。婿は買ってはくれない。
「俺だってこんなにボロボロのを使ってるのに!」
というのが婿の言い分。
買い替えればいいだけだし、他のものは買う。
しかもやたらと高いものでも、自分にとって価値があると思ったものは買う。
価値観の違いなんだろうね。
だから、私が娘のスマホを買った。
その代わり、毎日のお手伝いで返済しろという条件を出した。
結局私が払っていることに変わりはないんだけどw
だが、それからは、必ず1つはするようになった。
できれば2階の分も1つ
「やったよー、2階の洗濯物干した―!」
と笑顔を向けてくる。
それがさらに頑張るようになったのが、就労支援のB型をやろうと思うようになってからだ。
毎日200円が無理な時もあったのに、今では毎日いくつもの手伝いをしてくれる。
もちろん、まだ「だるい」「お腹が痛い」「眠い」と言って動けない時もあるが、それでも最低限のことはできるようになったし、「これやって」と言えば、文句を言わなくなった。
ある日、
娘「働くようになったら、もうこのルールなくなるよね?」
と言ってきた。
私「あら、あるわよ。それがなくなったら、どうやってスマホ代払うの?」
娘は就労支援で稼いだお金で払うつもりだったらしい。
だが、払えるはずはない。
だからこそ、手伝ったお駄賃で払えるようにしているのに。
これが母からの救済措置だということが、今一つ理解できていない。
つまり、打算がないんだな。
このルールだって、打算が働けば楽になることが分かる。
でも、娘は「自分は働くんだから、そのお金で払うんだ」になっている。
ある意味、すごいなぁって思う。
私なら、手伝っただけで済むならそっちの方がいいと思うけどw
こうして、ASDでADHDの娘も、何とか少しずつ成長してくれている。
毎日200円というルール。
我ながら妙案だったなと思うw
ここからは蛇足なんだけどね。
昨日娘が、毎日つけているお手伝いチケットを計算してみた。
娘の作るチケットは簡単なもので、日にちとチェック欄があるだけだ。
毎日ちゃんとお手伝いしていることは分かっているので、考えることもなく、そのチェック欄が埋まっていく。
そして計算してみると、なんと14000円だった。
これ、現金で渡したら、私が泣くところだが、もうスマホ代として消えているため娘に渡すことはない。
だが、その金額を見た娘、大喜びだ。
娘「こんなに~!」
そうだね。努力が見えるって大事なことなんだよね。
もっと早くにやってたら、きっと欲しいものが買えただろう。
だが、もっと早くやっていたら、私は悲鳴を上げることになっていただろうなw
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