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【読書感想文】新・心霊探偵八雲「青藍の呪物」

心霊探偵八雲「赤眼の呪縛」にひきつづきです

話は続きものなのに、副題が違うんだね
しっかり続きとして読んだけどw

出だしから
「八雲ー! もっと和心を敬えー!」
と思いながら読み出しました

しかし、続きを読み進めて思った
人間って、成長するよねってw

この八雲、一冊目では
人をバカにして、年上でも顎で使うし
謝ることはしないし
もう、本当に嫌いな奴だった

ところが蘇芳と行動を共にするようになり
成長していく
頭を下げたり、蘇芳を心配したり

あ、コイツも人間として成長してるんだなぁ
と思った次第です

その逆に、あんなにいい子だった蘇芳
若さといったらそこまでだけど
後先考えずに突っ走る
そのために、周りがしなくていい心配をすることになる

こりゃー!
周りの迷惑も考えんかー!

と思うw

さて、物語は蘇芳の過去へと入って行くのだが
その前にちゃんと事件が起こる
それがカルト教団

もしや子供を殺したのは母親か?
という話

以前、変な宗教にハマって妄信して
家族をボコ殴りして殺してしまうという
傷ましい事件があった

たぶん、それが題材なんだろうな

でも、事実ヤバイ宗教にハマると
もう自分で考えられなくなって
神様が言ってるから、とあらぬ方向へと
行動してしまう

本書もそこ!

子どもが呪われてるから
その呪いを解くためには、まず殺して
体をバラバラにして再生させましょう!

あるわけない
冷静ならば、ゲームじゃないんだから
生き返るわけないと分かる

だが、ハマってしまったらそれが間違いだと分からないし
否定できなくなる

怖いよね~、妄信って

しかもそこに呪物まで絡んできて
幽霊まで登場する

これ、海外ものだったら
名前が横文字で長くて、絶対に理解できないやつだ
それ程、登場人物が多かった

いや、そんなに多くないのかもだけど
私には多く感じたなw

子どもが電車事故で亡くなり
カルト教団にハマる母
その反対に、加害者扱いされる方の母親
これまた同じカルト教団に入ってたりして

入り組んでる?
いや、そんなことはないけど

ただ、その教団に関係していたのが蘇芳
幽霊が見えるということで
母親が再婚したためにできた義理の父
コイツに暴力を受けながら使われていた

そして八雲

これもまたカルト教団にハマった母親に首を絞められたという過去がある
その他にも、同じ大学の女子とか
幽霊を信じない女刑事とか

こんなに近くに、これだけの教団被害者がいるの?!

という感じだ

親が宗教にのめり込んで、その苦しさで
首相を殺したという事件があったけど
あれもだよね

宗教って怖い
信じるのはいいけど、妄信したらダメだって……

自分で考える頭を残しておかないと
家族が苦しむことになる

話を戻すけど、それだけの人が教団によって苦しめられ
幽霊も登場して事件を解決していくのだけど
よかったね~、では終わらず

そこには蘇芳の母の再婚相手が絡んでいる
そいつが蘇芳をまた使おうとしてるんだけど
社に火をつけて逃げた

これは次の話へと引っ張る伏線だなぁ
と思ったら、これって結構シリーズあるんだね
なるほど、それでかw

ちなみに、八雲が大分性格変わって
蘇芳のことを心配したり、頭を下げたりして
素直になったせいか
二冊目は読みやすかった

現実もそうだけど、物語も登場人物が良くないと
読みたいと思わないらしいw

なんて正直なわ、た、しw


タイトル:新:心霊探偵八雲/青藍の呪物
作者:神永学
出版:講談社

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