ツンデレ婿の正体はモモンガ!
抗がん剤の副作用が激しく出た私は、ただいま休薬中だ。
こういうことはよくあることらしい。
副作用の為に、日常生活ができなくなると、1クール(3週間)休薬し、その後また飲み始めるという。
私の場合は、副作用のみならず白血球の減少が恐ろしいくらいだったため、休んでいるのだが、3週間のうちに白血球が元に戻り、体調が戻ったらということになっている。
しかも3錠を2錠に減らしての再出発だ。
実際、飲みたくねー! という気持ちだが、全ての癌を取り払うことができなかったのだから、抗がん剤に頼るしかない。
というのは前置きw
本題はここからだ。
(大した本題じゃないけど)
今日は火曜日なのだが、それに気が付かなかった私は、珍しくテレビを見ていた。
するとテレビが「今日は火曜日ですね」と言った。
「え?! 火曜日なの? 昨日が火曜日だと思ったけどなぁ……」
外のゴミ集積場所を見ると、確かにゴミが出ている。
ヤバイ! マズイ! ゴミを捨てなければ!のんびりコーヒータイムを楽しんでいる場合ではない。
ということで、1階のゴミを集めた。
その時、ふと頭に浮かんだ2階のゴミ。
娘は夜のうちにゴミを集めておくが、ゴミの量が少ないと婿に「ゴミが少ないのに、捨てるなんてゴミ袋が勿体ない!」と怒られるという。
その割に、コンビニでレジ袋買ってるんだけどw
ということで、2階のゴミを集めに行った。
さらに洗濯機が回ったままになっていたので、それも干した。
猫のトイレに目を向けると、かなり汚れているので、それもキレイにした。
大分体調は戻っているから、できると思っていたが、かなり疲れが出てきてしまった。
それでも投薬していた頃に比べたら、大分マシだけど。
そんなことを思いつつ片付けていると婿が言う。
※さあ! ここからが本題中の本筋だよ~
婿「俺、いつになったら丸一日休めるんだろう」
誰に話しているのかもわからない言葉に、私は無言。
すると続く婿の言葉。
婿「ね、お義母さん」
なんだ、珍しく私に言ってるのかよ。
婿はかなり高い地位にいるらしく、仕事だらけ。
それを選んだのは自分だから、弱音を吐かれても困る。
しかし、実のところ
「最近、婿は休んだっけ?」
という状態だ。
弱音を吐きたい気持ちもわかるけどねぇ。
とりあえず返事をした。
私「そうだねぇ、大変だねぇ」
内容が分からないのだから、このくらいしか言いようがない。
婿「月初と月末は大変なんだよ」
私「どこの会社もそうだよね」
婿「……」
あれ? 欲しい言葉じゃなかったかな?
婿「俺、死んじゃうよ(過労で)。
俺、自殺するかもしれない」
婿はよく、弱音を吐くときに「自殺」をほのめかす。
多分、彼の追い詰められた究極の状態を「自殺」という言葉で表現しているのだろう。
だが、これは今回に限ったことではなく、何度も聞いてる。
大体、娘で慣れてる。
「死にたい」と泣かれたのは、ここ数年で何度あったことだろう。
さすがに婿は泣くことはないけど。
で、私の返し
私「死なれたら困るねぇ。息子に死なれたら悲しくてしょうがないよ」
実のところ、そんなに重大発言だと思っていないから、これは「自殺」という言葉が出たときの私なりの定型文だ。
だが、結構効力がある。
なにせ、婿である自分を「息子」と呼ばれ、「おまえがいないと困る」ではなく、「おまえがいないと悲しい」と言われたら、自分の存在意義を再認識するものだ。
褒めて欲しがりで、分かって欲しがりで、本当は弱い婿はその後いつも通り何も言わず仕事をしていた。
さて、そんな婿をキャラクターに例えると、一体何だろうとよく思う。
そこで気が付いた。
それは、娘と「ちいかわ」を見ていた時のこと。
モモンガが「褒めろ! なぐさめろ!」と言っていった。
普段は強気発言のモモンガは、自分勝手なところが多いが、強気発言をするツンデレだと分かった。
それはまるで
私「婿みたいだなぁ」
娘「あ! 本当だwwww
そうか、婿はモモンガだったのかーw」
こうして考えると、いつも王様のような振る舞いをしている婿も可愛く見える。
これからは、ツンデレ婿ではなく「ツンデレモモンガ」が合言葉になりそうだw
※かめママブログ書庫入り口👇
※エッセイ目次
