娘の気持ちをコーヒーにのせて
毎日の犬の散歩。
力が強くて、引っ張られるので、長く歩きたくはない。
それでも喜ぶ犬の顔が見たくて、ちょっと遠回りしたくなる。
私「ねぇ、この先の公園まで行こうよ」
娘を誘ってみた。
答えは超簡単だった。
娘「やだ」
ま、そんなもんだろうな。
ところが、今日の散歩は違った。
コンビニに用事があるのか、先の公園のさらに先にあるコンビニまで行こうという。
昨日は嫌だと言っていたのに、今日は行きたいのか。
まぁ、運動するのはいいことだ。
こうして、車を避け、他の犬から逃げながら何とかコンビニに到着した。
二匹のワンコのリードを渡され「ここで待っててね」と言われたが、犬の力はそれを許してはくれない。
引きずられながら店の入り口へと突き進む。
他のお客さんの迷惑になるから、ダメだと言ってもワンコたちは言うことなんて聞かない。
娘が店内に入ったから、自分たちも入るのだと頑張っている。
入れるわけないってのに。
可愛い奴らだ。
駐車場内をぐるりと歩き、自動ドアを通過したところで娘が出てきた。
その手にはコーヒーが握られている。
なんだ、コーヒーを買いに来たのかw
そう思っていると「はい」と差し出してきた。
なんだ、なんだ?
一体どうした?
娘「さっきのお団子の謝罪としてです」
あ~。お団子のね。
というのは、冷蔵庫に入っていたあんこの串団子。
娘が3本あったのを、ひとりで食べてしまった。
それを見た私は、
私「お母さんの分も食べちゃったのぉ?
酷い……」
娘「え、だって、あんこ嫌いだって」
私「ずっと食べたいな~って我慢してた。
娘が食べるときに一緒にって」
娘「ごめん……」
私「ま、いいや」
ということがあったのだった。
その謝罪として、コーヒーを買いに来たらしい。
なるほど、そういうことだったのか。
団子より、ずー---っと美味しい💛
また団子食べていいよ~。
娘「またコーヒー買わせる気でしょ?!」
私「あはははは」
あのコーヒーは格別だった♪
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