恋愛冷えピタ理論
恋をする。
なんて素敵なことだろうか。
と、思ったのは若い頃の話だ。
母に言われたことがある。
「長すぎた春にならないように、早く結婚しなさい」
あの頃は意味が分からなかったけど、今なら分かる。
確かに恋愛していると、そのうち相手を読み込みすぎて、春は遠くにありにけりとなる。
昨日までは、なんて素敵な人なんだろう。
と思っていたのが、「なんでこんなことも分からないの?」「男尊女卑も甚だしい!」となり、まるで冷えピタを貼ったように熱が冷めていく。
そうなる前に、結婚しろってことだったんだろうけど、そうなるくらい相手を見ないとヤバイ人生を送ることになる。
結婚に対する価値観が、大分下がってきたんだろうな。
若い頃は、結婚サイコー!
夢の花嫁。新妻という響きに夢を見ていた。
でも、現実は違う。
そこに気が付くのって、かなり年取ってからだと思うw
66歳の現在。
もう恋愛はしない!
というと、当然だという顔をされる。
この年で恋愛なんて、気持ちの悪いババアだなという顔だ。
でも、恋愛に年齢なんてものは関係ない。
相性のあう人と出会えれば、一緒に暮らしたいと思って当然。
残り少ない人生を、このジイサンと一緒に!
なんて思うことのどこがいけない?
でもさ、そこで思うわけよ。
どんなひとだろうな、って。
じっくり見て行くと、合わないな~が見えてくる。
結局、もう恋愛めんどくせー! になるw
5歳上の姉が言う。
「もう、結婚はしないでしょ?」
姉もバツ1。
かなり苦労している。
彼女の持論は、「結婚せずに美味しいとこどりの恋愛がいいよ」
これもまた、すごい考え方だと思っていたけど、最近はその通りだなと思う。
好きだ、嫌いだといいつつ、付き合っているだけなら大きな問題は起こらない。
お互いの時間を搾取するような年齢でもないし、価値観が合わなくても、こんなもんだよなですむ。
こういう考え方になると、人生の最後はおひとり様となる。
家族がいる人は、おひとり様ってわけじゃないけど。
ところで、人間相手の恋愛だと、相手をじっくり見て別れが来るけど、相手が犬ならどうだろうか?
大好きな犬のためなら、一日中エアコンをつけても電気代のことなんて気にしない。
人間の為に美味しいものを、となるとお金の心配をするけど、犬の為になら「ケーキ買ってあげたら喜ぶかなぁ♪」となる。
ということは、犬が人間になったら?
そうなると、働かないニートになるだろうな。
で、結構自分勝手でゴロゴロしてる。
別れは近いということか。
わんわんスーツを着ているからこそ犬だし。
犬だからこそ、最愛。
例え冷えピタを貼ったとしても、愛が冷えることはない。
ということは、人間への恋愛は終わりとしても、犬との恋愛は不滅ということだ。
66歳、まだまだ恋愛心は消えてはいないらしい。
ただし、相手は犬限定だけどw
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