【読書感想文】僕の殺人計画
基本、ミステリーは苦手です。
知らず知らずに手にした本が、ミステリーだったということは多々ありますが、誰が犯人か? なんて考えながら読むことはありません。
淡々と、ストーリーを追いかける私は、ミステリーを読んでもその面白さが分からない。
そんな私が、今回手にしたのが『僕の殺人計画』
作者がyoutuberのやがみ氏。
これも娘から押されて読むことになった本です。
気持ちとしては、「いいなぁ、有名人だから書いても読まれるんだよなぁ」という感じでした(笑)
小説を書く私としては、羨ましい限りです。
さて、youtuberの書いたものが、どの程度のものなのか?
まずは編集者のコメントを読んでみると
『よくあるミステリーかと思ったけど、違ったよ』
ということが書かれていました。
へぇ、何が違うんだろう。
編集の人がそう言うんだから、何かが違うんだろうな。
そう思ってページを開きました。
しかし、最初の数ページは…今一つ入り込めない。
単に、編集の仕事をしている主人公の話なのか?
しかし、読みだしたからには最後まで読まないと気分が悪い。
だが、それは私の浅はかさだったことに気づかされます。
読み進めると、そこに出てくる”殺人予告”
主人公は怯えながらも、その挑戦に挑みます。
犯人は誰だ?!
次々に登場する新たな人物。
こいつか?
いや、いくら何でも違うかなぁ。
もしや、コイツ?!
犯人捜しなんてしない私も、これが犯人かとワクワクしました。
そして犯人の生い立ち。
ああ~、そうだよね、こんな環境ならこうなるよね。
と思わされますが、そこには大どんでん返し!
しかも、ラストは…!
これ以上は、ネタバレ(笑)
ちょっと残念だったのが、殺人の下りの薄さ。
あっけなかったなぁ…という気がしました。
でも、あんまり濃厚に書いたら読み手は気持ち悪くなるのかも?
結局、やがみさんが追いかけたのは、殺人計画であって
殺人そのものではない、ということか。
そして更には、子どもを愛する親のありかた。
それによって、子どもはどんな成長をとげるのか?
というところかもしれない。
何にしても、面白かった。
ミステリーが苦手な私。
しかも、読むのが超遅い私が、285ページを2日で読み切った!
時間にしたら、10時間程度だ。
ということは、かなり読みやすく、スラスラと頭に入ってくるということだろうな。
ということで、角川から出ている『僕の殺人計画』
著者:やがみ氏
面白かったです!(*´꒳`*)
※真面目に短編小説も書いています
