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【読書感想文】変な家2

雨穴さんの『変な家』が面白かった、という話は前回しました。
そこで、調子に乗って『変な家 2』を読んでみることにしました。

きっとまた、変な家の話が出てきて、そこには信じられないような……いや、想像を超える物語が展開しているのだろう。

そう思ったわけです。

開いてみると、そこは対談形式の文章。

やっぱり、この書き方か(笑)

と、思ったのが最初の感想。
でも、きっとそこには……と、思ったら
短篇?
いや、オムニバス?

インタビュー形式で進められ、短いインタビューが掲載されている

しかも、話はブチギレ、オチがない
舞台で言うなら”暗転”という感じ

何だろなぁ、なんか尻切れトンボって感じなんだけど

とはいうものの、読み始めたら最後まで読む!
作者さんは、大変な思いで執筆したはずだ
途中で終わるなんて……時にはあるけど(笑)

とにかく読み進めた

それにしても、長い
435ページもあってかなり分厚い
寝っ転がって読むには手が疲れる
時に腕を伸ばしたり、パタパタしたりと忙しい
それでも、転がってページをめくる

なにせ、止められないやめられない
まるで”かっぱえびせん”だ

(あ、若い人は知らないかな?
このフレーズ(笑))


そうしていると、引きこまれていく雨穴ワールド


「おや? インタビューって言うけど、これって創作?
いや、実話? いやいや、こんなことが実際にあるわけないだろう。
それにしても……」

と、頭の中でぐるぐる

しかも、なぜか家とは関係のない子供の手記がはいっていたりして

まるで散文


なんだろな~……そう思いながら読み進めると、徐々につながる点と点


「あー!なるほど、ここに出てくる人形!って……もしかして」

もしかしてなんて思ったら、これはたぶん雨穴さんの手中にハマったということだろう

きっと、雨穴さんはニヤニヤしているはずだ(笑)

こうして11個のインタビューを読み終えた
しかし、インタビューは読み終えたけど、これだけで終わったのでは不完全燃焼

さらにその先にあるのは謎解き

変な家でも登場した栗原氏が、いとも簡単に謎を解いていく
そして読んでいる方は、そういうことだったのか―!
となる

すべての謎が解けて、これで終わりかと思ったら
主人公が疑問を感じる

「引っかかる」といいだした


なんだよ、なんだよ、なにに引っかかってるんだよ?!

読んでる方は、解決したんじゃないのかよ?!
と突っ込みたくなる

そしてさらに、続編のように話が続き
真実が明かされる


もう、コナンもびっくりΣ(゚Д゚)ってやつ


さて、どんなラストを迎えるのか
それは、読んでからのお楽しみ


長かったけど、読みごたえはかなりなものでした


ところでこれ、実話?フィクション?
ここだけは種明かしします

読み終わって調べたのです
『変な家2』
これはフィクションなのか、実話なのか

検索してみると、やはり同じことを思う人が多いようで
ヒットしました

その結果創作であることが判明

なるほど、創作でここまで実話かと思わせるとは
雨穴さん、ただものじゃないようです


興味が湧いたら、ぜひ手に取ってみてください
今までこんなミステリーに遭遇したことがない
と思える世界が待っていることでしょう


飛鳥新社刊行
『変な家 2』
著者:雨穴氏


※真面目に短編小説も書いています


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