我が家のダイソンは2匹
我が家には、2匹の犬の他に猫が1匹いる。
赤ちゃんの頃から、吐き戻しの癖がある。
病院に連れて行ったけど、先生も首をひねり、はや9年。
ヤクザのような彼は、触ると怒る。
なでると噛みつく、触れると文句を言う。
ヤクザ+通り魔のような猫だ。
そんな彼が吐き、気が付かずに踏みつけ、転びそうになる。
「おい~、やめてくれよ~」
とはいっても、猫からしたら
「しらん!」
ということなのだろう。
だが、そこで活躍するのが我が家のダイソン。
ただし、生きているダイソンだ。
猫の吐いたものは、エサがいい感じにペーストされている。
ダイソン(犬)は、猫のエサが好き。
そこで猫が「ケッケッケッ」と始まると、
犬が首をあげる。
私も慌てて、猫の吐くであろうポジションにペットシーツを置く。
これが間に合えばセーフ!
しかし、毎回そうはいかない。
大体、1回に2度吐くため、そこまでは準備を怠らないが、
3度目があると間に合わない。
それどころか、ゴミを捨てに行ってる隙に吐かれた日には、
どうすることもできない。
「ああ~、またやったのかよ」
と、ペットシーツがいいかティッシュでいいかと躊躇っていると、
いつの間にか犬が来て、ペロン。
ぬわぁぁぁぁ!
ばっちぃでしょ!
となるわけだが、犬の方は「ごちそうさまでした~」と去っていく。
床をみれば、もうどこに吐いていたのか分からないほどきれいだ。
このような日常に、犬と飼い主の熾烈な戦いが発生する。
どうしたら犬が食べずに済むか……
猫の様子を伺い、さっとペットシーツを差し込むが早いか。
犬が食べるのが早いか。
とはいっても、長きこの戦いだ。
「もういいや、どうせなら残さず食べてくれ」
人間が降参することとなる。
そんな彼らは、何事もなかったように平和な顔をしている。
いいねぇ、君達は、汚いという感覚がないんだろうな。
しかし、どうせダイソンなのだから、
ゴミを散らかすな!
犬の遊んだ後を見て、震える拳を収める毎日だ。
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