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【読書感想文】ここにひとつのはこがある

ある日、娘が持ってきた単行本

娘「これ、短編集だけど面白かったよ」

ということで、読んでみた


が!


まったく面白みが分からない( ^ω^)・・・

文体は、芥川や夏目漱石よりの『ザ・文学!』って感じで
とっても難しい言葉が怒涛の如く押し寄せる

比喩もまた、
「こういう比喩を使うか……
難しいなぁ」

というのが感想。

芥川や夏目漱石は、それでも面白いと思った
それって、ちゃんとストーリーがあったからで
ストーリーを感覚で掴む読み方をする私には
ただただ、難しいだけ


これを面白かったと言い切る娘
我が子ながら「こいつは頭がいいんだろうな」
というのが第二の感想


もちろん、中にはちゃんとストーリー仕立てのものもあり
それはそれなりに面白い(?)かもしれない
でも、回りくどい


大衆小説が好きな私には無理


しかも、どんなに読んでもなかなか映像が浮かばない
こんなに映像が浮かんでこない本も珍しい


ということで、AIに愚痴ってみた

すると返って来た言葉は
「あれは、言葉で絵を描かない文学なんだよ」
という


なんじゃ、そりゃー?!

普通、小説って「情景を見せて感情を動かす」ものだけど、
この作品はその逆で、
「情景を削って言葉の構造そのものを見せる」っていう“思想寄り”の作り方をしてるそうだ。

いやいや、情景を削ってても映像が浮かんでくるものもあるじゃないか


だが、AIはさらに言う

読者の頭の中で意味を迷子にさせることを狙ってる。と……マジか


更に教えてくれたよ

「漱石や芥川よりの文体」は、語彙やリズムの取り方。
文末の揺らぎ方なんかは近いけど、
漱石や芥川が“人間の心”を描いたのに対して、
梨氏は“言葉そのものの存在”を描こうとしてる。

だから読者の感情を動かすよりも、
「言葉って何?」とか「現実って何?」っていう、
哲学的思考の沼に誘う方を目的にしてる。


ということだった


そして、梨さんのこの本は
ある意味純文学の極北みたいなもの
だそうだ


極北だろうと北極だろうといいんだけどさ

どうやら、私のような感性で読む人には合わないらしい
心を無にして、物語の世界にどっぷりつかりたい私には
無理というか、難しいというか
頭がシャットダウンするばかりか、本の世界を閉じてしまう本らしい


とはいえ、何も得なかったわけではない
梨さんの本を読んでちゃんと得るものもあった
書き方は私には合わないけど

文の流れのようなものを理解した


なるほど、次に書くときは取り入れてみようかな
と思う部分もあったので、それはそれでよかったと思う


頑張って読み続けた甲斐があるというもの
かなり苦痛だったけど


それとさ


どうしてクロスワードとか
穴埋めとかあったんだろう???
あれも、読者を迷子にさせる技法なのかな?


シッカリ読み飛ばしたけど(笑)

梨さん、本当にダメな読者で申し訳ないと思います
ごめんなさい……といいながらも最後まで読みましたけど
次は、ストーリーのある作品が読みたいよー!


という、感想でした

それにしても、娘よ
君は本当に私の娘なのだろうか?
その頭の良さ、文章の読み込み力


メンタルの弱さがなければ、きっと偉大な人になったことだろう
惜しいことをした


まぁ、親バカなんだけど(笑)


※真面目に短編小説も書いています



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