【読書感想文】沈黙の目撃者
刑事もの?
これはきっと、ミステリー。もしくは、サスペンス!?
そう思って読み始めた。
最初に言っておきましょう。
びっくり仰天のエロでした。
短篇集なのだけど、全体を通して、
遺骨を材料にマグカップを作る。
そのカップがしゃべるんだ。
死んだ人の意識が蘇り、液体が入っている間は話すことができる。
最初の話は面白かった。
カップがしゃべるなんて設定、考えたことがなかった。
こんなカップが実在したら、大事な家族を失った人は、
こぞって作ることだろうな。
さて、どうなるんだろうと読み進めると、
カップが殺人事件の目撃者だった。
これは面白い展開だ。
さてさて、一作目が読み終わり次々に読み進めると、
どうも雲行きが怪しい。
構成も……変だ。
最後の2作品などは、絶対的にエロを主に書いてるだろう?
と言いたくなる。
あの~、エロが読みたいんじゃなくて、
ちゃんとした小説が読みたいんですけどぉ。
と私の脳は呟く。
いやいや、これはきっとちょっとしたスパイスで、
この先殺人事件が解明されて行くに決まってる!
そう思いつつ、読み進めるが、事件の暴露になると
小学生かよ!
と言いたくなるくらいの成り行き。
うっそ~、一生懸命読んだのに……。
それでも、読み始めたら最後まで。
きっと、読み終わってみたら何かが分かるはず。
この作者のすごいところとかが見えて、
ああ、やっぱりプロだよねってなるはずだ!
と……
確かにすごいとは思ったよ。
なにせ濡れ場シーンは、気持ち悪いくらいだ。
絶対にありえない自慰回数とかね。
そして読み終わって思った。
読んだ意味……
あまりお勧めはしないなぁ。
エロが好きな人はいいだろうけど。
ちゃんとした小説が読みたい人向きではない。
エロでもさぁ、ストーリーがシッカリしてるならいいけど。
ストーリーもなぁ。
という感じだった。
とはいっても、これは私の感想だから。
絶賛する人もいるかもしれない。
だから、これ以上は言わないけど。
次はもっと普通の、のめり込める奴にあたるといいな~。
タイトル:沈黙の目撃者
著者:西澤保彦
出版:徳間書店
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