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『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を見て

子どもの映画かと思ったが、ネトフリでちいかわを見て、ウサギさんのファンになり、見たい! という気持ちがムクムク。
そこで見に行ったら、思った通り子供が多かった。
それなのに、館内は終始静か。

今のお子さんは、わきまえてるんだなぁ。
と思ったわけですよ。

さて、映画が始まり、初めの方は不覚にも寝てしまったw
つまらなかったわけではないし、しっかり見ようと思っていたのに、非常に残念。

コクンと頭が落ちて、必死に目を開ける、というのを繰り返し、やっと本気で見ることができた。

ストーリーは、人魚の島で討伐したら100倍の報酬が手に入るというチラシを見たちいかわ。
さっそく島へと渡るが、そこには大きな人魚と2匹の小さな人魚。
それが島民を襲う。
討伐相手はその人魚なのだが、人魚がなぜちいかわ族を襲うのか?
なんと、ちいかわの中に人魚を襲い食べたものがいるから。

食べたちいかわを探すため、襲っていたが、ついでに捕まえたちいかわを食べている。

ちいかわの方は、人魚の肉を食べると、永遠の命を得ることができることを知り、人魚を食べた犯人がいる。
こうして恐ろしい戦いになるのだが、結局人魚は「もう来るな」というちいかわの言葉に「わかった。わかった」と繰り返し海に戻っていく。

さて、この「わかった」ってどういう意味だろうか?
私は改心の言葉ととらえたのだが、実際は違ったらしい。

戦いのさなか、人魚を食らったちいかわのお尻が見える。
そこには電池が入るスポットがあり、単三電池が飛び出すというシーンがある。
人魚を食らうと永遠の命が手に入るが、それが単三電池を入れることで生き続けるという設定だ。

人魚はそれを見て、犯人が分かった、といったらしい。

まさか、そういうことだったのかよ?!

しかもラストに、犯人が荷物を持ち、新しい島に上陸する。
そこで「ここで暮そう」ということになるのだが、遠くの海には人魚がいて、泳いでいる。

これを見て、私はまたしても別のことを考えた。
犯人は、きっと改心して食べ残しの人魚の肉を返しに来たのだろうと。
しかも、その島は人魚の島で、家も人魚の家。
謝ることで、人魚とちいかわの犯人とが仲良くなる。

というストーリーだ。
最後までは明かしていないだけに、きっと視聴者が自分で考えてくれというスタイルなのだろうと思ったんだけど……違った。

ちいかわの公式にはもっとグロイラストがつづられていた。
しかも、そんなに甘くはないと。

なんてこったい。

それにしても、人魚が「わかった、分かった」と言って海に逃げ込むシーン。
何とも可哀そうだった。
めちゃくちゃ辛い物を食べさせられて、逃げていく。
討伐のシーンを見ていて、「話しあえば分かり合えるんじゃない?」「最初にちいかわが乗った船を叩き壊した時さ、何かにあたったと思ったんだから、その時に何にあたったんだろうって探せばよかったんじゃないの?」「これは明らかに事故じゃない?」

という考えが浮かんだ。
もちろん、そこで探して「ごめんね」「大丈夫だった?」では話にならない。
人魚がやったことで、犯人の兄弟(なのかな?)は死の淵をさまよったわけだから、人魚を捕獲して兄弟を助けようと思うのも当然だろう。

しかし、元気になった方は、自分だけが生きる未来に恐れをなし、兄弟に人魚の肉を食べさせる。
やたらと人間っぽい。

これを見た娘は、私とは全く違う見解を披露してくれた。
それはまるで公式が言ってることを先取りしているような見解。

娘「あのラストは、人魚がちいかわの犯人を捕まえに行って、つかまえたちいかわは小さな檻に入れて、一生暗闇生活なんだよ」

なんでそう思うんだ?

娘「全部の伏線を回収してるのすごいよね。
ここがこれに繋がるのかーって、思っちゃった」

いや、すごいのはお前さんの方だよ。
私などは、全く伏線が分からなかった。
言われたら分かるけど、全く、一ミリも考えなかった。

私は純粋に子供向けのアニメだから、そんなどす黒いことなんて隠れているはずはない!
と思いこんでいたのだ。
ゆえに、終わった時は「深いな~」という感想だけだった。

仲間を思うってすばらしいね~。
という、なんとも浅い感想だ。

娘「ちいかわって、元は大人向けなんだよ」

え?!
うそだろ~。

娘「SNSに出してうけが良かったから、アニメになったの」

なんてこったい。
ならば、グロイ展開も納得がいく。
でもさ、子供がたくさん見てるんだから、腹黒なところはなくして、子供が素直に見れる作品にしてほしいなぁ。

いや、子供たちは何も考えずに「ちいかわだーw」という見方なのか?

娘「子供は純粋だから」

私も同じように見てるんですけど?

娘「お母さんも、純粋だね~」

なんか、バカにされたような気がするけど、気が付かなかったことにしておこうw

後に公式を確認したら、娘のいう通りだったんですよね。

娘「この作者は、こういう人だよw」

この言葉に、全てが崩壊したのでした(oh…(´;ω;`))


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