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病気になって知る身体との付き合い方

貧乏人は病気になんてならない!

そう自負していたのは、若いからだったのかもしれません。
毎年の健康診断でも、悪いところなんてどこもなくて、
病気になるなんて、全く信じられませんでした。

それが、まさかの乳がん。

まさに青天の霹靂。

触ると分かる大きなしこりと痛み。
これはヤバいと病院に駆け込み、CTやMRI、細胞検査を受け

「手術しましょう」
ということになりました。

先生の言葉を聞いたときは、やっぱりという気持ちでした。
しかし、こんなバカな!
という思いもあります。

ですが、へこたれている場合ではない!
サッサと手術して、切ってしまえば元気になれるだろう。

こうして手術台に上り、1週間後には退院しました。
それでもすべての癌細胞がとれたわけではなく、
その後も放射線治療を受け、ホルモン剤を飲んだりしています。

さらにすい臓にも異変があり、脳にも良性とはいえ腫瘍があります。

さすがにデパートとは言わずとも、
これでは病気のスーパーマーケット状態です。

ならば前向きに治療すればいいじゃないかと、
次々に腫瘍に向き合いました。

これから長い付き合いになる先生方です。
診察のたびに良好な関係を作ろうと、常に笑顔でお目にかかっています。
先生の表情を読み、
心配することはなさそうだなと、自分に言い聞かせたりもして。

こうして日々過ごしているわけですが、
退院した時に言われたのが、食事に気を付けることでした。
やはり、健康は食事とストレスのようです。

できるだけストレスを減らし、
食事に気を遣う。
プラスするなら、運動でしょう。

我が家には犬がいるので、雨が降らない限り、
散歩をするようにしています。
ただ、老犬で帰宅すると呼吸が上がるので、
ムリは禁物です。

お互い年寄りということで、ゆっくり散歩を楽しみ、
一日の運動を終えるわけです。

こんなもんじゃ足りないのは分かるけど、
老犬に負担はかけられません。

食事も以前の私に比べると、かなり気を使います。
野菜好き、肉嫌いの私ですが、たんぱく質をとり
サラダは欠かしません。

これで健康を維持できるならと、メニューを考え続けています。

まさか、自分が癌になるなんて、
未だに信じられないことですが、人間っていつどうなるか分からない。
それをつくづく実感しました。

貧乏人ゆえ、納豆や豆腐、もやしなどの栄養価が高く、
それでいて安いものばかりを食べているから、
病気なんてかかるはずがないと思っていたのに。
どうやらそれって、安易な発想だったようです。

食べること。
これって、本当に大事なことだとつくづく思い知らされました。

さて、今日はどんなメニューにしましょうか。
家族の為、自分の為に作る健康料理。
テーブルに並ぶ料理に思いをはせながら、
今日も包丁を握ります。


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