【読書感想文】三毛猫ホームズの危険な火遊び
赤川次郎先生と言えば、私が小学生の頃、文壇に上った先生ですが、
赤川先生の文章が好きで、何作も読みました。
軽い筆致に流れる文章。
その書き方に、いたく感銘を受け、こんな小説が書けたらいいなとw
夢ですけどね。
そのくらい、追いかけてきた作家さんです。
ということで、今回手にしたのが「三毛猫ホームズの危険な火遊び」
さてさて、どんな話なのか?
どんな世界が待っているのか?
と、読み進めたわけですが
なんだか、今回は今までと違う……
読んでいてものめりこめない。
そればかりか、キャラが動いていない。
以前のように、作者が楽しんで書いているという感覚が伝わってこない。
おかしい。
こんなバカなことがある?
あの赤川先生の作品だというのに?
でも、この話……とっても平坦なストーリー展開で、
途中で読む手が止まってしまった。
作品の熱量が伝わってこない。
そのためか、読むのが辛くなっていく。
しかし、読みだしたものを途中で放置することもできず
読み進めてはみたものの
結局、暴露の内容が薄すぎる
なんだか、肩透かしを食らったような気がしてしまった。
あんなに「あー! 赤川次郎だー!」と手にした本だというのに。
非常に残念。
確かに、三毛猫ホームズのシリーズは多いし、
どれも似たような内容になってしまうのかもしれないけど
せっかくホームズがいるのに、この作品の中のホームズは
動きが弱すぎる
そうか……ホームズも長きにわたって作品内を走り回り
年を取ったということか?
などと、自分を納得させはしたものの
結局、締めの弱さのせいでストーリーが頭に残らなかった。
作風が変わったということなのか?
それとも私の読み方が悪いのか?
などと思いつつも、やっぱり昔の勢いがなくなってるよなぁ。
と思った作品でした。
タイトル:三毛猫ホームズの危険な火遊び
著者:赤川次郎
出版元:光文社
※短編小説も書いています
