トニー・レオンのクールな印象が際立つ:映画『フォックス・ハント』レビュー
驚異的なスピード感に圧倒されるばかり。緊迫した激烈な場面の連続のなかで、ひとりトニー・レオンが強面なSPに護られクールに追っ手をかわす佇まいの、なんと印象的なことか。中仏の国としての親愛状況が強調され、ワールドワイドに蔓延る中国マフィアに政府が国をあげて毅然と対処している姿勢がやけに大見出しで、国威発揚映画かと見まごうばかりの仕上がり。お涙頂戴の情緒シーンもブレンドされ、エンタメ作品として楽しめる。
それにしても、カーチェイスシーンなとを見る限りながら、韓国ばかりでなく中国映画にも水をあけられているかな、と老婆心ながら心配。
