ドラマ『パニッシャー シーズン2』血みどろでカオス!不死身の男たちと少女の絆に心撃ち抜かれた話
最近、ドラマ『パニッシャー』のシーズン1を一気見して、そのままの勢いでシーズン2に突入しました!
見終わった率直な感想を言わせてください。
私、シーズン2の方がめっちゃ好きかもしれないです。
登場人物がみんな狂ってて病みすぎだし、アクションは前作以上に痛々しいんですが、そのカオスっぷりがたまらなく面白かったんですよね。
今回は、そんな熱量が冷めないうちに、シーズン2のヤバさと最高だったポイントを語っていきたいと思います。
放浪の旅から一転、再び血みどろの戦いへ(あらすじ)
家族の復讐を終え、名前を変えて全米を放浪していたフランク・キャッスル。
立ち寄ったミシガン州のバーで、謎の集団に命を狙われている少女・エイミー(最初はレイチェルと名乗っていました)を助けたことから、彼は再び凄惨な戦いに巻き込まれることになります。
少女を追うのは、巨大な権力を持つ一族が放った狂信的な暗殺者の「聖職者(牧師)」。
さらにニューヨークでは、シーズン1でフランクに顔面をズタズタにされたかつての親友、ビリー・ルッソが病院を脱走し、再び牙を剥き始めます。
フランクはエイミーを守り抜き、過去の因縁にケリをつけることができるのか……?
という、息つく暇もない展開が続きます。
フランクとエイミーの「疑似親子」なやり取りが最高
シーズン2の大きな見どころは、なんといってもフランクとエイミーの関係性です。
最初は飲み屋で出会った女性ベスといい感じになって、「フランク、めちゃくちゃ良いパパ感出てるじゃん……モテるな〜」とほっこりしていたら、エイミーが絡まれたことで一気に大惨事に。
ベルトを腕に巻いて戦うフランク、相変わらずかっこよすぎました。
フランクがエイミーに「やられる前にやる」という彼なりのサバイバル哲学をドヤ顔で語るシーンがあるんですが、「でもお尻に弾丸めり込んでたじゃん」ってあっさり言い負かされるの、本当に面白かったな。
一緒にトランプをして遊んだり、エイミーがドアの前に立つものを手当たり次第に撃つせいで、カーティスが鍵を拾おうとかがんでなかったら死んでたドタバタ劇だったり。
凄惨な状況なのに、どこか微笑ましい疑似親子のような絆にグッときました。
終盤、エイミーが敵を撃ってしまって「私が殺した……」と放心状態になったとき、フランクが「お前は撃っただけ。殺したのは俺だ」と言ってトドメを刺すシーン。
豪快すぎると同時に、彼なりの不器用な優しさが詰まっていて最高でした。
狂気に満ちたルッソと、ヤバすぎる精神科医
そして、因縁のルッソですよ。
彼を担当している精神科医のデュモン先生が、もうヤバい。
完全に患者と医者の一線を越えて感情移入しまくってて、「ルッソの顔がイケメンだからって、存在自体にカリスマ性があるからって、それはアカンだろ!」とツッコミながら見ていました。
ルッソに熱烈なキスをされたり、彼を匿ったり、完全に共依存。
ルッソ自身も、退役軍人たちを集めて心を掌握し、新たなギャング団を組織していく手腕はさすが元海兵隊のカリスマ。
練習やシミュレーションを徹底させているあたり、ただのチンピラ集団じゃない不気味さがありました。
マダニ捜査官の執念と、女たちの戦い
シーズン1では少し空回り気味だったマダニ捜査官ですが、シーズン2では完全に厄介事の火消し役に回っていて、すごく良いキャラクターになっていました!
フランクが保安官事務所からマダニに助けを求めて電話するのに、あっさり切られるやり取りも笑っちゃいましたし、フランクとエイミーがマダニの家を我が物顔で使っているのも面白かったですね。
マダニがデュモン先生をジワジワ追い詰めて、最終的に窓から突き落とすシーンの緊迫感は凄まじかったです。
デュモン先生から刃物を向けられて顔をゆっくり切られるマダニ……あの痛々しさは思わず目を背けました。
終盤の「不死身vs不死身」がエグすぎる!
そして私が一番熱狂したのは、エイミーを追う暗殺者「聖職者(ジョン・ピルグリム)」の存在です。
こいつが本当に不気味で怖い!
終盤のフランクと聖職者の死闘は、まさに「不死身対不死身」。
どちらもボロボロなのに全く倒れないんです。
『ゴールデンカムイ』の不死身の杉元がダブって見えました(笑)。
特に、聖職者が散弾銃を太ももに食らったあと、聖書を唱えながらピンセットで自分で弾を取り出すシーン。
エグすぎて顔が歪みましたが、あの狂気じみた執念には圧倒されました。
エイミーに銃を突きつける聖職者に対し、フランクが「その娘のためなら俺はなんだってする。俺に銃を向けろ」と言い放つシーンは、痺れるほどかっこよかったです。
一方で、ルッソとの決着は意外なほどあっけなかったですね。
カーティスの場所で瀕死のルッソに、フランクが無言で二発の弾丸を撃ち込んで終わる。
言葉はいらない、ただ終わらせるだけ。
その虚無感がパニッシャーらしかったです。
生きれいれば、大切なものに出会える
シュルツ夫妻への容赦ない落とし前や、カオス極まる展開を駆け抜けた果てに待っていたのは、フランクとエイミーの別れでした。
「生きていれば、大切なものに出会うことができる」
ずっと死に場所を探しているようなフランクが、未来ある少女にこの言葉を贈る。
そしてエイミーが「あんたはヒーローだよ」と返す。
あのラストシーンを見たとき、ここまで血と泥にまみれながら見届けてきて本当によかったと思いました。
最初にも書きましたが、みんな病みすぎていて、散弾銃の弾を自分でほじくり出すようなエグいシーンも満載のシーズン2。
でも、その底には確かな熱と「ガキを守る」というブレない信念がありました。
不死身の男たちの壮絶な戦いと、少しだけ心温まる絆。
まだ見ていない方は、ぜひ覚悟を決めて再生ボタンを押してみてください!

