映画『モータルコンバット』を観たら、カノウが清々しいほどのクズで最高だった件
こんにちは!
最近、続編である『モータルコンバット ネクストラウンド』が公開されたということで、「これは今のうちに前作を履修しておかねば!」と思い立ち、2021年公開の映画『モータルコンバット』を観ました。
いやー、バイオレンスバトルシーンの釣瓶打ち、最高ですね。
グロテスクな表現もある作品ですが、その突き抜けた爽快感とツッコミどころの多さがたまらない映画でした。
そもそも『モータルコンバット』ってどんな映画?
太古より続く、人間界と魔界の格闘大会「モータルコンバット」。
魔界側が9連勝しており、あと1勝すれば人間界が侵略されてしまうという絶体絶命の状況。
主人公のコール・ヤングは、胸に生まれつき「ドラゴンのアザ」を持つ男。
自分が「最強の忍者の末裔」であることを知らない彼は、魔界からの刺客に命を狙われることに。
同じくアザを持つ戦士たちと合流し、人間界を救うために自身の内に眠る力(奥義)を覚醒させていく——。
という、超王道のバトルストーリーです。
ただ、この映画の真骨頂はストーリーの小難しさではなく、「どうやって戦うか」「どうやって敵を倒すか」のゴア表現(フェイタリティ)にあります。
カノウが清々しいほどクズで最高
まず一番言いたいのはこれ。
傭兵のカノウが、本当に清々しいほどクズでとても良いんです。
途中で絶対裏切るだろうなーと思っていたら案の定裏切るし、そこから改心したり後悔したりするかと思いきや、全然そんなことなくてウケました。
痰を吐き捨てる勢いの良さも堂に入ってます。
そんな彼の最期も最高で、玄関先にある妖精の置物(ノーム)でぶっ殺されて、倒した側がドラゴンのアザをゲットするという流れ。
「いや、妖精の置物で!?」とツッコミつつも、変にアツい展開なのがズルいです。
「光の寺院」での修行とツッコミどころ
戦士たちが集う「光の寺院」での修行シーンも見どころ満載でした。
まず、最強の戦士たちがみんなでご飯を食べてる時に、口喧嘩がヒートアップしてそのまま奥義を見出すの、控えめに言ってウケます。
ジャックスなんて、その奥義によって両腕の義手がガチャガチャと自動でカスタマイズされていくんですが、そのメカニカルな良さにテンションが上がりました。
あと、指導者であるライデン様。
彼、ずっと目が光ってんのウケるな……と、途中からそこばかり気になってしまいました。
思わず姿勢を正した、容赦ないゴア表現
バトルシーンは、とにかく容赦がありません。
お腹を切り裂かれて臓物がドロリと流れ出るシーンなんかは「うわ、グロい!」と声が出ました。
特に印象的だったのは、クン・ラオのバトルシーン。
彼の武器である「鉄の帽子」で、敵の体を脳天から縦に真っ二つに切り裂いていくんですが……あまりのグロさに、思わずソファの上で姿勢を正しました。
しかも、切った後の血でびしょびしょになった鉄の帽子をそのまま被るんですよ。
いや、さすがにベタベタして嫌じゃないか?と笑ってしまいました。
クン・ラオのバトルシーン自体はすごくスタイリッシュで好きだったのに、まさかあんな風に魂を吸われて退場するとは……。
ちなみに、相棒のリュウ・カンは体がムキムキすぎて普通に惚れました。
敵側のサブ・ゼロもかっこよかったです。
金網が凍って、そこに体が当たった瞬間に氷が砕け散る演出は視覚的にすごく良いし、至近距離から撃たれた散弾銃の弾丸を、銃口から凍らせて止めるシーンは痺れました。
細かいことはどうでもよくなる怒涛の後半戦
主人公コールの覚醒シーンも熱かったです。
ダメージを吸収して放出するスーツを身に纏うんですが、「これ、ブラックパンサーで見たことあるやつだ!」とテンションが上がり、武器がトンファーなのも渋くてかっこいい。
そして、なんといっても真田広之さん演じるスコーピオン(ハサシ・ハンゾウ)!
冒頭で農作業にクナイを使ってるのを見た時は「農具ちゃうぞ!」とウケましたが、彼のアクションシーンは本当にキレがあって素晴らしいです。
後半のクライマックスで満を持してスコーピオンが登場した時、「えっ、なんで急に出てきた?」と一瞬思考が止まりかけたんですが、「まあ、かっこいいからそんなことはどうでもいいか」とすぐに気がつきました。
しかもスコーピオン、いちいちマスクを外して素顔で喋ってくれるんですよ。
実はめちゃくちゃ優しい人なんじゃないでしょうか。
魔界側が予言を恐れて阻止しようともがけばもがくほど、皮肉にも予言通りの運命に引き寄せられていく展開も、王道ながら非常にカタルシスがありました。
とにかく後半のバトルシーンの釣瓶打ちは見応え抜群です。
やっぱりバイオレンスアクションは最高
色々書きましたが、やっぱり私がこの映画で一番熱量を感じたのは、容赦のないバイオレンスバトルシーンと、カノウの清々しいほどのクズっぷりです。
理屈抜きで「うおー!すげー!グロい!」と楽しめる、まるで極上のジャンクフードのような映画でした。
続編の『ネクストラウンド』では一体どんなフェイタリティ(究極神拳)が見られるのか、今からワクワクしています。
何も考えずにド派手なアクションとちょっと(いや、かなり?)過激なバトルを楽しみたい夜に、ぜひおすすめしたい一本です!

