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#2「ホットケーキでも焼いていればいいのよ」〜あの日の私に、その言葉は届かなかった〜



☘️ 期待して向かった、保健センター

保育園の先生に勧められ、ようやくこぎつけた保健センターでの相談。 わらをも掴む思いで受けたさまざまなテスト。けれど、最後に出された言葉は、当時の私を突き放すようなものでした。

「3歳にならないと、判断できないのよね」
「それにね、お母さん。一緒にホットケーキを焼いてやるとかでいいのよ」

なんじゃそりゃ……!?

目の前の太郎は、言葉も発さず、目も合わない。 毎日が戦場のような育児の中で、どうやって「楽しくホットケーキ」なんて焼けるのか。

当時の私には、その言葉の意味が全く理解できず、ただただ絶望したのを
覚えています。

20年経った今なら、わかります。 「そんなに焦らなくていいのよ」という、先生なりの励ましだったのだと。 でも、あの頃の私は、余裕なんて1ミリもありませんでした。

☘️ 太郎くんの「違和感」が形になっていく

当時の太郎には、いわゆる「典型的な自閉症のサイン」が溢れていました。

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