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ゴミ焼却施設の候補地が1つ減りました

2月28日から奈良市3月議会が始まりました。

初日の報告ですが、まず市民から議会に提出された、小学校の合併に対する請願について可否を採決しました。

簡単に説明すると、「佐保小学校と鼓阪小学校の合併について、奈良市の説明不足や合意形成の欠如を指摘し、拙速な実施をやめて再検討することを求めるもの」です。

これは去年の11月に記事を書かせてもらった問題の続報です。

https://note.com/kakimotogenki/n/n312ecde37447?sub_rt=share_b

柿本は当然「賛成」に1票。

議会全体でも賛成票が多数で、この請願は無事、採択されることが決定しました。

次に市民から提出された「新しいゴミ焼却施設の候補地を白紙にし、1から見直すことを求める」請願(3候補地の1つになっている七条町から、そのことに反対する立場で)について、

また委員会から議会に提出された「3つの候補地から、七条町は諦めて、残り2つの町だけ地質調査する」という修正案について、

一括して討論しました。

これについては、柿本は反対の立場で討論ました。討論の文字起こしは以下です。

短く要点だけを伝えたつもりなので、ここで改めて説明することは控えますが、

奈良市の重要課題が政争の具になってしまってること、地元に議員がいる地域だけ優遇されること、を憂慮して反対しました。

しかしこちらも過半数の賛成があり、請願は採択され、修正案は可決となりました。

七条町を候補地から外し、大和田町と北ノ庄町だけ地質調査をすることになったわけです。

僕としてはこの結論よりも、公害調停という「市民との約束」を軽んじる思考を恐ろしく感じています。

「約束を破っても裁判に負けへんかったらええやん。負けてお金を取られても、それ以上に儲けれたら結果オーライやん。」

という理屈には、どうしても納得がいきません。

例えば国会議員が脱税を重ねて、「バレた時だけ払ったらいい。それでもトータル得をする。」って開き直ってるのと同じだと思うのです。

それを議会が推奨してしまったことは大きな失望です。

(約束した相手に事前に相談して、条件交渉をした上で納得してもらい、約束を反故にする。というのであればアリやと思います。)

そして、言ったもん勝ちを前例にしてしまったのですから、残り2町から反対の声が上がった時には同様に対応しなければいけません。

後の世から見て、今回のことで奈良市のごみ焼却施設の建設は大きな足止めを喰らい、目処が立たなくなった。と、なっても不思議ではないのです。

最後に、ゴミ焼却施設のような謂わゆる迷惑施設を建てる際、僕ならどうするかという対案です。

4年前に市長選に立候補したときに考えていた案です。

まず、目玉になるメリットを提示する。

例えば、「ゴミ焼却の際に行う発電を利用して、近隣住民の電気代を半額にする」等です。(全額にすると、金額の問題より「無駄遣い」が発生することを懸念。距離により3割引地域や1割引地域などを設定するのもアリ)

そして、それを提示した上で、希望する自治体に手を挙げてもらいます。

もちろん、今のゴミ処理場はデメリットがほとんどない実態も併せて正確に伝えます。

また、ごみ焼却施設の敷地内に市民のための施設を作るなど、目玉以外のメリットも伝えます。

そしてこの時点で、敷地内に作る市民のための施設の案を公募し、ユニークな案には賞金をつけるなど、ひとつのイベントにしてしまいます。

小中学校の長期休暇の宿題として、子どもたちから募集するのもいいと思います。

そうやってワクワクできるイベントにして、「うちの近くに来てほしい」と思う市民を少しでも増やします。

対象地域が決まったら、懸念される点(交通への悪影響など)をどのように取り除くかなどを共に話し合うという道筋を示しておくのも大切です。

候補地を決めるよりも先に、これらの手順を踏む意味は

①候補地が決まってからでは、「電気代半額なんてズルい」という他所の地域からの意見が必ず出るから。市民みんなに「来てほしい気持ちもあるし、嫌な気持ちもある」って、両側面について冷静に思考してもらうためには、候補地が決まる前でないと駄目なんです。

②建設地に決まった当該地域についても同じことが言えます。先に決まってしまったら、必ず被害者意識が出て、後から示されるメリットを素直に受け取れません。また市民は、「反対だ!」と、先に強く主張してしまうことで、引き返しにくくなります。

こうして十分な準備をした上で立候補を募り、出揃った候補地から、地理的な条件など市の都合を加味して決定すればいいと思うのです。

候補地が1つしか出なくても、そこが建設可能なら問題はありません。

また1つも出なくて、結局、市の都合で建設地を選定した場合。それでもその地域の中には「電気代が半額になるならうちに来てほしいのに、なんでうちの自治会長は立候補せえへんのやろ?」って思っていた人が必ずいます。

そういう人が多ければ、いきなり建設地として選んでしまうより、反対意見はずっと小さくすむ可能性が高いです。

・市民みんなが他人事ではなく、自分のこととして考えられる手順を踏むこと。

・十分なメリットを作り、それを先に示すこと。

・何十年に1回しかないイベントとして、市民がワクワクしながら参加できること。

そうすることで、計画は一気に前を向くのではないかと思うのです。

他にも何かあれば、あなたの意見も教えて下さい😊


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