2026年5月上旬に読んだ本ベスト8
第8位『大人のSMAP論』速水健朗+戸部田誠(てれびのスキマ)+みきーる 【宝島社新書】
第一刷の発行が2016年12月24日。ちょうどSMAPが解散を発表してから解散するまでの間に行われた、SMAPファンの方々による座談会を書籍化した本です。
私もSMAPファンなのですが、読みながら「みんな!この後、それどころじゃないことが次々に起こるよ!!」と心の中で叫び続けていました。
今この本を読んでいる私が全面的に悪いとはいえ、とてつもない諸行無常の大波に襲われて切なくなりすぎて体調悪くなりました。
が、
「ジャニヲタ・エバンジェリスト」であるみきーるさんの
SMAPはジャニーズあるいは日本にとって、皇室のような象徴的存在になっているのではないかと考えています。
今わたしが『スマスマ』のゲストに期待しているのはプーチン大統領です。
SMAP、それは日出づる国に立ちし5人の益荒男。
という、もしかするとこの人にはSMAPよりもジャニーズよりももっと推している何かがあるのではないかと感じる発言の数々に、良い意味で気を紛らせていただいて無事に読了することができました。
推しについて語っている部屋に別の推しの存在が不法侵入してくる感じ、1人の人間が1つの推しだけに専念するというのは想像上のキャラクター化された『推し活』の姿であり、実際はいろんな推しを並行して推してる人のほうがリアルであって、リアルに触れられる瞬間が何度もあり、なんか、良かったです。
第7位『三谷幸喜 創作の謎』三谷幸喜 松野大介 【講談社】
今回のインタビューにのぞむ数日前、三谷さんから《『ギャラクシー街道』の反省も話したい》との要望がありました。
古畑任三郎を100周くらい観ていますし、総理と呼ばないでの最終回の田村正和と筒井道隆のやりとりがこの世で一番面白いやりとりなのではないかと思っているのですが、私が三谷幸喜さんを一番尊敬している点は『ギャラクシー街道』の後に『真田丸』を作っているところです。
私という人間は、言ってはいけないことを言い、やってはいけないことをやり、33歳という年齢になって昔よりはだいぶマシになってはいますが、マシになったというだけであり、未だに歩く失敗生産工場、最近はピクミンブルームを始めて毎日1万歩以上歩いてるのでたくさん歩く失敗生産工場になっているのですが、
もうここまでくると「失敗しないように」など無理なので諦め、私は必ず失敗するという前提で生きて、そのうえで失敗した後にいじけず不貞腐れずなんとか巻き返せないかと藻掻くことを諦めないを人生のテーマにしております。
で、ギャラクシー街道を映画館で観たあの日、「嗚呼、1つの時代が終わったのだな」と諸行無常&盛者必衰を感じて体調悪くなったのですが、
その数か月後に真田丸が放送され、どうせまたギャラクシーなんだろうなと思いつつ恐る恐る観てみたら、まさかの超面白いという。
世の中には大天才がたくさんいるので、めちゃくちゃ頑張ればめちゃくちゃ面白い脚本を書くことができる人も何人かは存在すると思うのですが、ギャラクシー街道を書いた後に真田丸を書ける人は三谷幸喜さんしかいません。
人生で「あー!しまったー!もうダメだー!こんなにやらかしてしまったら、もう、ダメだー!!!!!」と絶望しかけても、
「いや、待てよ。三谷幸喜さんはギャラクシー街道の後に真田丸を作ったんだ!!」と思い出して、「-2000000000000を+3000000000000に変えた人がいるんだから、今の私の-10を+1、もしくは0にするくらいは、私にも、できるはず!!」と思っていつも勇気を貰っています。
今まで、エンタメ作品が人々に希望や勇気を与えるなんて詭弁だと思ってたんですけど、実際に私は生きる勇気と希望を三谷幸喜さん本人の姿から頂戴していたのです。
贅沢を言えばギャラクシー街道への反省だけで丸々一冊書いてほしかった、という私のわがままな要望により第7位です。
第6位『寝そべり錬金術』カレー沢薫【講談社文庫】
どんなにズボラな人間でも節税という意識が少しでもあれば、巨大な箱を用意し、そこに領収書類は全て突っ込み、2月末ぐらいから出土作業に入るぐらいのことはしていると思う。もちろん私もそのライフハックを利用しているが、入れる箱を「部屋全体」という若干スケールでかめに設定してしまっているせいで、毎年発掘作業が難航し、「断念」という結果に終わっている。
私はカレー沢さんの著作を5か月連続で読んでいて、とか書いてる途中に大きな失敗(充電中のスマホを踏みつけてしまい充電コードが根元から折れる)をしてしまい、充電コードが使用不可能となり、形状としてはキル・ビルで栗山千明が振り回していた鎖鉄球みたいにリユースできなくもなさそうなのですが、日常生活において武力を行使する機会はそうそうないですし、あと実際は鎖でも鉄球でもないので武力にもならないので、これはもう心の中に三谷幸喜さんを発動させたとてバラエティ番組で周りに気を遣われながら気を遣われ笑いをとっているときの三谷幸喜さんしか出てこなくて何も巻き返しようもなく、捨てるしかなく、その哀しみを八つ当たりしての第6位です。
第5位『マツ☆キヨ 「ヘンな人」で生きる技術』マツコ・デラックス 池田清彦 【新潮文庫】
他人のことなんてわかりっこないよ。誰だって他人の「ほんとうの気持ち」なんか、わかるわけがない。マジョリティ同士だってわからないし。わからなくてもこの社会がうまくいくようにするのが大事であって。
私は諸事情により『ホンマでっか?!TV』をよく観ています。
「諸事情」とは「島崎和歌子さんがたまに出ている」です。
ホンマでっかTVを観ているときは島崎和歌子さんの一挙一動にだけ集中していて、他の人が画面に映っているときもカメラの外から聴こえてくる島崎和歌子さんの声にだけ集中しているので、見終わった時に一体どんな話をしていたのか、それがホンマなのかホンマではないのかも全く覚えていないことが多いのですが、その番組によく出ているマツコさんと池田さんの対談で、ものすごく良い話の連続でした。
第4位『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川俊太郎 【青土社】
まじめなひとが
まじめにあるいてゆく
かなしい
先日開催されていたPODCAST EXPO 2026内のPODCAST WEEKEND 2026へ遊びに行きました。
屋外にたくさんテントと机が立ち並ぶという、町内のお祭りか中学高校の文化祭か市街地にシンゴジラが出現したときしか見られない光景の中、podcast番組『おじさんのアウトプット』さんのブースにて1kgの縄跳びを勧められ、実際に芝生の上で1kgの縄跳びを跳ばせてもらいました。
1kgの縄跳びを製造して生活している人や1kgの縄跳びを売って生計を立てている人や目の前で1kgの縄跳びを勧めてくださっている御方のことを考えたら申し訳なくてとてもじゃないけど言えないのですが1㎏の縄跳びっていらないじゃないですか、で、頑なに断ってたらなんやかやあってこの本を入手させていただきました。
谷川俊太郎さんの詩ってやっぱ最高オブ最高ですね。
↓『おじさんのアウトプット』
第3位『幻狼のおためし謎』
【グッズ情報】③#PCWE2026 で謎解きキットを販売します!!!
— 好き趣味発見!まにまにラジオ|27-A@PCWE2026 (@mani2radio) May 7, 2026
初心者でも30分ほどで解けるお試し版となっておりますので謎解きをやったことのない方にもおすすめです🔍価格は200円⭐️
また、リアル謎解きイベントを開催したい方向けの資料も当日用意してますので興味のある方はぜひお声がけを!🏯 pic.twitter.com/1APG3pK6VT
ポッドキャストウィークエンドにて、podcast『好き趣味発見!まにまにラジオ』さんのブースにて購入させていただきました。
私は以前、落研時代の友人たちと地下鉄の謎解きイベントに参加し、開始してから謎を解き終えるまで8時間かかり、右京さんとか古畑って大変な仕事してるんだな、と実感したのですが、
こちらのキットは解くのに8時間もかからず、しかし謎を解く快感や達成感を味わえるという、奇跡の謎解きキットでした。
難しければQRコードを読み込むとLINEのやりとりでヒントも教えていただけるという、ヒントの出し方もまた1ギミック足してきてる感じも流石で、満足度としては本来第1位なのですが、ただここまで書いて気づいてしまいまして、そういえばこれ、本ではないので第3位です。
↓『好き趣味発見!まにまにラジオ』
同率第2位『好(ハオ)』しだちゃん 『8ヶ月で8kg痩せた あすけん生活』内海あさ 『Love letter from 愛の抵抗』
#PCWE2026 「#愛の抵抗」お品書き!
— 内海あさ|ポッドキャスト, note, YouTube (@asa_utsumi) May 4, 2026
出店日: 5/9
ブース: 11-B
✨おすすめ商品✨
「Love Letter from 愛の抵抗」100円
愛の抵抗を知っている人も知らない人も楽しめるペーパーです。選べるオプション込みで100円です!
👉あさちゃんの防災アドバイス
👉しだちゃんの恋愛タロット
↓詳細はnote↓ pic.twitter.com/nkPgjNA8E7
こちらもまた、ポッドキャストウィークエンドにて、podcast『愛の抵抗』さんにて購入させていただきました。
私、何の自慢でもないのですが、働いているというだけの無職みたいな生活をしておりまして、本当に何の自慢でもなかったですね、なのでもし財力によって自分の身体の濃さを決められてしまう世界であればR2-D2から出てきた小さいレイア姫くらいの薄さの財力、もしくはジェダイの帰還の最後でみんなが宴会してる輪に入れず隅っこに立ってるOB3人の亡霊みたいな薄さの財力でして、財力と濃度が関係ない世界に生まれて良かったですね、なので、当初、愛の抵抗さんのブースに行って自分たちのステッカーと名刺だけ渡し100円のタロット占いだけしてもらって帰ろうという、それは財力とかではなく私の人間性に問題があるのではないかという気が今書いててしてきましたが、さておき、タロット占いをしていただきました。
で、そしたらそのタロット占いがあまりに素晴らしすぎて、今の私が抱えている諸問題の全ての根源を言い当てられまして、これで100円だけ払って帰ったらバチが当たると思ってZINE2冊買わせていただきました。
そういう経緯で買った2冊なのですが、2冊とも素晴らしく、ジャンルが全く違う2冊なのに、何か、根底に同じものが、本来なら絶対あるはずないレベルで内容がかけ離れた2冊なのに、なぜか、根底に同じものが流れていることを読んでいて感じる、ある意味では2冊で1つの作品ともいえる、新しい文学でした。
製作中のZINEに掲載予定の作文をペーパーに掲載してくださっていて、そちらもまたとても良き文章で、お二人のpodcast配信を過去回遡って全部聴きたくなるくらい興味深々になりました。
なので実質1位ですが、タロットの価格設定があまりに安すぎたので第2位です。
↓『愛の抵抗』
第1位『水母は海老の目を借る』ぎっさん
【グッズ情報】
— 好き趣味発見!まにまにラジオ|27-A@PCWE2026 (@mani2radio) April 24, 2026
まにまにラジオが #PCWE2026 で販売するZINE(同人誌)を紹介します!!
noteで反応の多かった記事プラス書き下ろしも収録したエッセイ集を作りました!🪼
過去記事は加筆修正でパワーアップしてる上に有料の記事も読めるのでnoteを読んだことある方も楽しめる内容になっております🦐 pic.twitter.com/CpJKZwopcz
これまたポッドキャストウィークエンドにて、先ほどの本じゃないやつを売っていた『好き趣味発見!まにまにラジオ』さんのブースにて購入させていただきました。
配信の中だったり直接お話させていただいた会話の中だったりで断片的に聞かせていただいていたエピソードが、文章で読むとまた全然違った風景が眼球の裏側に広がるイリュージョン、立川談志が存命であればこの一冊をもとに落語を一席作っていたことでしょう。
演劇の公演を観に行ったときとか、落語会観に行ったときとか、ポッドキャストのイベント行ってみたときとかも思うんですけど、でまさに今回のポッドキャストウィークエンドでも改めて実感したのですが、凄い人ほど物腰が柔らかくて謙虚で、先ほどの愛の抵抗のお二人もそうですしまにまにラジオのお二人もそうですし、すごい謙虚に接してくださって、なので私のような人間性終わっている人間は「あー、こんなに腰が低いということは、そんなに大したことない人なのかな」とつい錯覚しかけていたのですが、なんでだよって話ですが、今回著作を拝読し「やっぱめちゃくちゃ凄い人だったじゃん!!!」と逆ギレしています。
↓『好き趣味発見!まにまにラジオ』
で、ここからが本題なんですけど、ポッドキャスト配信されてるので根こそぎ聴いてください。
↓毎週落語を作る番組。
↓ジャーナリズム番組。
↓私の知り合いの方がやってる番組。
いいなと思ったら応援しよう!
こんにちは!お金をください!!