汐原街づくり|Shiohara Worldbuilding:海で見る花火、高台で見る花火
※汐原は、私が制作している創作上の架空都市です。
この記事は、その街の夏イベントとして生まれた「汐原海上花火大会」の制作ログです。
汐原の街を作っていたら、夏のイベントが生えました。
最初から「花火大会を作ろう」と思っていたわけではありません。
海があって、港があって、商店街があって、高台に高校があって、その裏にはひまわり畑がある。
そうやって街の骨組みを作っていたら、8月1日に花火大会が開催されるのが、むしろ自然に思えてきました。
結果として生まれたのが、汐原海上花火大会です。
海で見る人と、高台で見る人
汐原海上花火大会の面白いところは、花火を見る場所が一つではないことです。

港側の本会場へ向かう人もいる。
汐高坂を上って、汐原高校裏手のひまわり畑から見る人もいる。
近くで見る花火。
少し離れて、街と海ごと見る花火。
同じ花火大会なのに、人の流れが二つに分かれる。
そこが汐原らしいと思いました。
港側の本会場
港側の本会場は、花火を近くで見たい人たちで賑わいます。
浴衣の人。
家族連れ。
高校生。
カップル。
町内会の人たち。
屋台の灯りが並び、海の匂いとソースの匂いが混ざる。
アーケード街から海側へ向かう道には、夕方から少しずつ人が流れ始めます。
花火の音も近い。
海の上に火が開いて、その光が水面に落ちる。
汐原の夏の、いちばん賑やかな顔です。
高台の特等席、汐高ひまわり畑
一方で、少し静かに見たい人たちは、汐高坂を上って、汐原高校裏手のひまわり畑へ向かいます。
ここは公式の本会場ではないけれど、地元の人たちが知っている高台の観覧場所です。
花火大会の日は、汐原高校の生徒たちが夕方から準備をします。
折りたたみ椅子を並べる。
通路にロープを張る。
花壇に人が入らないように案内する。
ゴミ袋を設置する。
先生が腕章をつけて見回る。
サッカー部の男子が椅子運び要員になっていたり、生徒会が案内をしていたり。
普段は高校生たちが育てているひまわり畑が、その夜だけ街の人たちにも少し開かれる。
ひまわりは夜になると黒い影になり、その向こうに遠くの海上花火が見える。
音は少し遅れて届く。
近くで見る花火とは違う、汐原のもう一つの夏の景色です。
商店街が一番忙しい日
たぶん、この日いちばん忙しいのは商店街です。
港側へ向かう人も、高台へ向かう人も、まずは何かを買っていく。
麦灯りは惣菜パンを多めに焼く。
宮下精肉店はコロッケとメンチカツを揚げ続ける。
まるふく弁当は唐揚げや焼きそばのパックを出す。
風待ち茶舗は冷たいお茶を用意する。
やまのやでは、しおさいサイダーと謎の光る腕輪が売られる。
うみばあちゃんはきっと店先で、
浮かれるなよ、転ぶなよ、ゴミ置いてくなよ。
と言っている。
港側の屋台で買う人もいるけれど、地元の人はいつもの店で買ってから向かう。
そういう生活感があると、花火大会がただのイベントではなく、街の行事になる気がします。
HUES × SHIOHARA
汐原海上花火大会には、HUESも少しだけ関わります。

主役はあくまで汐原の夏です。
でも、その夏の夜に、HUESの名前や音が自然に混ざっている。
商店街協力店舗には、花火大会仕様の手ぬぐいが配られます。
HUES × SHIOHARA
商店街協力店舗用
使用許可済
ITM RECORDS公認
そんな文字が入った、少し笑えるくらい公式感のある手ぬぐいです。
店の人たちは大げさに「応援しています」とは言わない。
ただ、肩にかけたり、レジ横に置いたり、厨房で普通に使ったりする。
街ぐるみで応援している。
でも、誰もそれを大声では言わない。
その感じが、汐原らしい。
彗斗と那由のBGM
さらに、花火大会のBGMには、HUESの彗斗と那由が制作した曲が流れます。

派手な祭囃子というより、夜の海と花火の余韻に寄り添う音。
低いベース、遠くの水音、細い光みたいな旋律。
花火が開くたびに、音が少し広がっていく。
港側の本会場で流れる。
アーケード街のスピーカーからも少し聞こえる。
汐高ひまわり畑では、案内放送の前後に短く流れる。
花火の主役は、あくまで汐原の夏。
でも、その夜の空気の中にHUESの音が混ざっている。
HUESが街の主役を奪うのではなく、
街に音を返している感じがします。
公式発表と店頭ポスター
調べてみると、実際の花火大会でも、公式発表や店頭ポスターが出始める時期は初夏ごろのようです。
なので汐原でも、5月下旬から6月上旬ごろに開催告知が出る。
6月下旬くらいから、商店街や駅前、薬屋、パン屋、茶舗、学校掲示板にポスターが貼られ始める。
街の人たちは、
今年も出たね。
今年のBGM、HUESの兄ちゃんたちらしいよ。
ひまわり畑、今年も観覧できるって。
そんなふうに話し始める。
夏が来る前に、街のあちこちに少しずつ夏の気配が貼られていく。
それも花火大会の始まりなのだと思います。
街を作っていたら、イベントが生えた
汐原海上花火大会は、最初から企画していたイベントではありませんでした。
海がある。
港がある。
商店街がある。
高台に高校がある。
その裏にひまわり畑がある。
そういう街の骨組みを作っていたら、夏の夜に花火が上がるのが自然に見えてきました。
海へ降りる人。
坂を上る人。
商店街で食べ物を買う人。
高台で椅子を並べる高校生。
店先に貼られるポスター。
配られる手ぬぐい。
流れるBGM。
建物や道を作っていたら、そこに人の流れが生まれて、
人の流れが見えたら、季節の行事が立ち上がってきた。
今回は、そういう話です。
街を作っていたら、夏のイベントが生えました。
まとめ
汐原海上花火大会は、毎年8月1日に行われる夏の行事。海側の本会場で近くの花火を見る人もいれば、汐高ひまわり畑の高台から遠くの花火を見る人もいる。商店街、汐原高校、HUES、ITM RECORDSが少しずつ関わりながら、街の地形から自然に立ち上がった汐原の夏イベントです。
English keywords / For international readers
This article is part of my worldbuilding project for a fictional coastal town called Shiohara.
The Shiohara Summer Fireworks Festival is a fictional seaside fireworks event held on August 1. People can enjoy the fireworks from the harbor by the sea, or from a sunflower field on a hill behind Shiohara High School. The event also connects the local shopping street, HUES, and ITM RECORDS through posters, collaboration hand towels, sponsorship, and special BGM.
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Shiohara, Shiohara Worldbuilding, fictional town, fictional coastal town, summer fireworks festival, seaside town, sunflower field, virtual living space, AI characters, HUES, ITM RECORDS, worldbuilding, creative AI, AI and storytelling
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