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オタクの異常な愛情〜または私は如何にしてガチャを回すのを止めてプロレスを観るようになったか〜

忙しい人向けの要約など

この記事のタイトルは当初「バーニングスターに救われて」の予定でした。
文字数ありますがそういう結論になる長いだけの自分語りの文章です。
あと私のこと何も知らないけどタイトルに釣られたプオタの方いたらごめんなさい、DDTプロレスリングの話しかしてません。いま新日とFREEDOMSを勉強中なので他団体の話題は今度させて下さい。

前置き

pixivFANBOXに書いてもよかったんだけどファンボだと私の日頃の行いが悪いというか創作活動の方向性の関係で18禁アラート出るのよ……というわけで5兆年ぶりにnote使います。
こんにちは、鵜飼かいゆと名乗ってる者です。
肩書きは元公務員現自称文筆業社会不適合人妻です。文筆業だけで食っていきたいけどそれだけだと生活が不安定なのでバイトすることで固定収入を得ている、そんなアラフォーです。
前置きの自分語りからして長いな。
この記事はこんな人間の自分語り1000%のやつなのでご注意下さい。

沼落ちLesson初級編

気の合うフォロワーが推してたからタイトルは知ってたけど観ないまま数年の月日が流れていたアマプラオリジナル番組「ぶらり路上プロレス」を2021年の3月ぐらいになんとなく観てみたのが最初の最初。何で観ようと思ったのかは思い出せない。引き出しを増やしたいから未知のジャンルをインプットしようと思ったとか、家で作業する時のBGMが欲しかったとか、そんな軽い理由だったと思う。
結果的に食い入るように観て、作業通話サーバーでひたすらぶらり路上プロレスを布教する人間になっていた。観てくれたフォロワーと「コロナ禍落ち着いたらDDTの大会行ってみたいね」なんて話もしていたが、それ止まりだった。周りにプロレス観戦が趣味の人間がいたら連れてって~くらい言えたかもしれないが、いなかったので(後に実はいたことが判明するが、それはまた次の話)
その流れでYouTubeで飯伏幸太vsヨシヒコの動画も観た。どんな流れかは全く覚えていないけれど観た。観たんだよ。なんでだったか分からないけどそれでプロレスすげーってなったんだよ。

DDT公式Youtubeチャンネルがそれ以外の試合動画もアップしてくれてるのは関連動画の表示で分かっていたけど食指は伸びなかった。プロレスよく分からないので……幼少時に親の趣味に付き合わされたからスキーとカヌーはできるけど自主的にやりたくないし体育の時間嫌いだったし今も痩せるために嫌々身体動かしてるしワールドカップもオリンピックも見ないぐらいスポーツを楽しむ感性が欠けた人間なので……。
何があるたびにぶらり路上プロレスと飯伏幸太vsヨシヒコを観る人間になってから数ヶ月後、推してるコンテンツのひとつであるアイドルマスターSideMのキャストのひとり、熊谷健太郎さんがDDTプロレスリングの大会の特別ゲスト解説をすることと大会は生配信されるというニュースが飛び込んできた。興味があったがその日は某不倫して大騒ぎになった声優のオタク仲間と傷を舐め合うため(そして期限が切れそうなLCCの金券を使い切るための)鹿児島旅行と丸かぶりだったのと、上記の通りプロレスのことなんも分からんだったので、ほへー程度にしか思っていなかった。

ただ、鹿児島で傷の舐め合いと観光と白くまアイスと焼酎と黒豚と鳥刺しを堪能し、大量のお土産を抱えての帰り道、マジで成田空港からの高速バスが東京駅に着いたタイミングで、ぶらり路上プロレスを勧めたけどそんなに刺さらなかった雰囲気の友人から、めちゃめちゃ熱い語りが送られてきた。
なんかすごいことになっちゃってるな、と思い、同時に、普段落ち着きつつ情熱がこもった文章を書く彼女をここまで熱くさせたものに興味が湧いた。とは言え初速が遅い人間なのと、ありがたいことではあるけど仕事の予定がぎゅうぎゅうだったので、WRESTLE UNIVERSE(ファンクラブ機能付き動画配信サイト)に登録したのは12月5日の夜。友人から最初の激アツLINEを受け取ってから1ヶ月以上経っていた。
そして実は、重い重い私の腰を最後に勢いよく蹴り上げてくれたのは、友人ではなくDDTでリングアナをしている加藤憲さんの存在だった。

何を隠そう私は大学時代ほぼ毎月白黒アンジャッシュの観覧に行っており、加藤さんは長らく番組の前説(後に準レギュラー)をなさっていた。途中からエレファントジョンを見るために白黒の観覧応募に申し込んでいたと言っても過言ではない。
エレジョン解散以降は活動を追っていなかったが、Twitterはフォローしたままだったので新しくコンビを組んだり事務所移籍したりと言った情報は何となく目に入っていた。でもリングアナについての情報は完全にノーチェックだった。
もうファンとも呼べる立場ではないと自覚していたけど、プロレスが好きな加藤さんが芸人をしつつプロレスの仕事に就いている事実が嬉しくて、もうずっとお笑いなんかテレビと、ネット配信と、年に2、3回ライブ行く程度でしか触れてなかったのに、加藤さんの今を見たくなって、熊谷さんが出演された11.3を起点に時系列を追いつつ、加藤さんの過去ツイートを検索して声が聞ける試合がどこかを押さえていくという変則的な見方をしていた。
私は人の顔と名前を覚えることが壊滅的に苦手だが、ありがたいことにプロレスラーの方々は個性が強く、色と動きでなんとなく覚えて、そこから徐々にピントを合わせていった。ぶらり路上プロレスのお陰である程度の予習ができていたのも大きいかもしれない。何よりやる気さえあればオタクは300人以上いるアイマスアイドルの顔と名前と属性と声優の組み合わせを覚えられるしな……。
この時期に前橋大会の様子が配信され、加藤さんがエレファントジョン時代からぐんま特使をしているとリング上で紹介されている様子に泣いたりもした。

自分が好きな試合はどんなものかがなんとなく分かり始めた頃、気になっていたチームはThe37KAMIINAとEruptionだった。
The37KAMIINAについては最初に生配信をリアタイ観戦したのが12.12新宿大会で、その時告知された路上プロレスドラマ「スーパーエンカウント!」がめちゃ面白かったのと、新人の小嶋さんを除く4人がぶらり路上プロレスに出ていて特に竹下さんは私が好きな回のアメ横編と横浜編に出ていたのが大きいと思う。「知ってる」は親しみやすさに結び付きやすいので。
Eruptionについても3人(当時)がそれぞれ出ていたぶらり路上プロレスの回が私の好きなアメ横編、江ノ島編、横浜編だったのが大きい。カツカレーが好きな人間だから好きなものと好きなものがセットだと嬉しいので。
ぶらり路上プロレスの中で好きな回はアメ横編、江ノ島編、横浜編の3つ。これは伏線になります(?)
DDTに興味を持つきっかけがぶらり路上プロレスだったので、11月~12月の試合を観終えたら路上プロレスのアーカイブに着手した。大仁田厚vsクロちゃんという私でも知ってる大物対決目当てにスカイツリー電流爆破路上プロレス観たらEruptionと DDTサウナ部(現The37KAMIINA)が別々の試合だったものの出てきて沸いたりした。
次に見たのが2021年の10月に行われた東京ドーム路上プロレスだった。

ここでやっと、ぶらり路上プロレス箱根編及び最終回でも、スカイツリー電流爆破路上プロレスでも、もちろん通常の試合でも目には入っていたけれど特に気に留めていなかった遠藤哲哉選手に焦点が合う。さすがに卓越した空中殺法を駆使する元ヒールレスラーが東京ドームでOバックで鍛えられたケツ晒せば目が行くし意識する。
ぶらりに出てたのになんで頭にフックできてなかったのかなと思ったけど箱根編は松井レフェリーの水落ちに全て持ってかれてるのと私のセンサーが佐々木大輔さんの方に反応してたからだと思う。カリスマ、言動が若い頃の夫に似てんだよね……目が離せない……ずっと見てたい……見た目パパイヤ鈴木で中身カリスマの男と結婚してる私なんなんだろうな……。

閑話休題。

フフッ……遠藤哲哉、おもしれー男……となった私は遠藤さんについて調べた(おもしれー男が大好きなので)
遠藤さんについて少し調べれば行き当たるのが、竹下さんとの因縁である。D王グランプリで遠藤さんに勝って決勝進出した上野さんと現王者の竹下さんとの試合が高校の同級生どうしというエモでテンアゲしていた私の脳は、新たに知ってしまったエモーショナルで完全に焼き切れた。
それからWRESTLE UNIVERSEとGoogleを遠藤哲哉で検索する日々が始まった。とは言えありがてえことにWRESTLE UNIVERSEのアーカイブの数が膨大なので、ビッグマッチを優先的に観ていった。2016年のKO-D無差別級選手権試合直後にDAMNATION入りする姿に震え、2017年4月のKO-D無差別級選手権試合の60分引き分けを観て吐くほど泣いた。正直言って竹下さんのことを嫌いになりかけた。でも竹下さんがすげえのは嫌いになるにはキラめきが強すぎて目が離せないし観た人みんなを好きにさせる魅力があるんだよな……初めて生で見た時後光がさして見てたよ……神様かな?って思ったし、あんなに輝いてる人って存在するんだって思った。
今では箱推しです。箱推しになるとどんなカードになっても楽しめるからストレス無しで楽しめて最高だな。

そんなこんなで遠藤哲哉に頭揺さぶられながら迎えたのが12.26代々木大会、遠藤哲哉がリーダーを務める第4次BURNINGの初陣の日だった。

大きな会場で初お披露目になるチームの姿をドキドキしながら身構えていた私の頭をぶん殴ったのが、初めて聴く入場曲(本当に新曲だった)と、遠藤哲哉の新コスチュームだった。理屈も理由もないし言語化が全くできないが、私、この人、推す!!!!!!!!!と心の底から強く思った。
全試合が終わり興奮冷めやらぬまま過去試合を掘っていると、翌年1.9-1.10に大阪で大会が行われることと、チケットがまだ買えることを知った。
前述の友人が大阪在住なのと、奇跡的に同人誌即売会のために1.10に京都に行く予定があったのが合わさり、勢いに任せて1.9のチケットを取った。新しい沼、みんなで入れば怖くないの心意気だった。
そして年を越し、迎えた1.3後楽園、これがあった。

この時私の手元には11月〜12月にかけてめっちゃ原稿したお陰で得たそこそこの遊ぶ金があり、上に書いたように初現場も決まっていた。
オタクができるのはお金を使うことだけ、という信念で生きている私は、3.20は可能な限りいい席で観よう、そしてそれまで可能な限り遠藤哲哉を追いかけようと決意し、取り急ぎ両国のドラマティックドリームシート(1〜3列目確定席/記念品付き)を購入した。
それから大阪行くまでの間に遠藤哲哉新年イベントがあったけど流石に一度も現地で観戦したことないド新規在宅オタクが行くのはどうよと思い行かなかった。今は後悔している。とても後悔している。

そして初現地である大阪の感想は友人がとても綺麗な文章でまとめてくれているので読んで欲しい。私は「すごい!」しか感想が出せないので……。

感想の代わりに自分語りをしよう。この記事全部自分語りだけどな、がはは!!!!
私はここ10年近く東方projectのオタクとソシャゲのオタクとアイマスPと声優オタクを反復横跳びしてるけれど、それより前は芸人のオタクで、千葉県と実家暮らしなのをいいことに収入のほぼ全てをチケットとDVDにつぎこんでたタイプの人間だったし、それより前はお小遣いとお年玉で音楽のライブ行ってたタイプの人間だった。
パッケージされた映像の方が音声が綺麗で、板の上の様子がよく見えるのは分かっているけれど、現地だから感じる空気と熱への高揚感を、たとえ米粒より小さくしか見えなくても贔屓の動きを始まりから終わりまで自分の目でずっと追える幸せを知っていた。
昨年末から今年頭にかけてちょっと色々あってソシャゲにも声優にもお笑いにも距離を取りたかった時期だったので、プロレス観戦が新しい楽しみとしてスッと心の穴に収まったのもあるかもしれないけど、プロレス観るのって楽しいんだな、と、心から思った。次の日になっても楽しさでほわほわしていた。こんな感情は久しぶりだった。1ヶ月足らずで完全に沼っていた。

風が吹けば社会性を得る

公務員してた時は担当アイドルのために当時天井がなかったガチャを躊躇いなく6桁額回し、非正規雇用にジョブチェンジして収入減ってからも身長5〜??mの美少女のために当時天井がなかったガチャを躊躇いがちに5桁後半額回す、どこにでもいるようなソシャカスだったし公務員してた時は声優ライブのチケットを買う権利を当てるために同じCDを数十枚同じDVDを十数枚買い、非正規雇用にジョブチェンジしてからもライブのために同じCDを10枚は買い推し声優のお渡し会(ブロマイドとかを手渡される前後数十秒の間だけ声優と話せる奇祭)に参加するために同じCDを30枚ぐらい買ってたので都内近郊なら交通費込み1万円強で現地行ってサイン会やチェキ会に参加できるのは実質無料の認識だった。
あとランダムグッズがほぼないのめっちゃ助かった……缶バッジで遠藤さん引くまで40個ほど買ったが……(くじ運がない)
でも缶バッジ40個買うだけで済むなら安いよな……(ランダムグッズ文化に心を壊された人の感想です。良い子は参考にしないで下さい)
実質無料とは言え不思議なことにお金はかかるので、コロナ禍の影響で元々週3の契約だったバイトは週2になってたので1日4時間×週3のバイト探してきて身体を壊さない程度に固定収入を増やした。ネイルサロンに行って数年ぶりに爪を推し色で塗った。
遠藤さんを追ってるうちに自分の自堕落デブさが恥ずかしくなってダイエットを再開した。調べてるうちにDDT美少女化計画に行き着いたのでずっとやっていなかった絵の練習も再開した。土日を観戦とアーカイブ堀りに回せるように平日効率的に動くようにした結果ライター仕事の納品もギリギリから余裕を持って提出できるようになった。段々と幸せになる壺の宣伝みたいになってきたけど本当です、信じてください!

ギリギリの理性はあったので開催地が遠い大会や〆切が立て込んで行くと信用が死ぬ場合は諦めて配信で観た。それでも感情をよぎったのは「ああ、行けばよかったな」だったので諦めきれてないし西は大阪、北は福島まで行ったり午前2時まで仕事して仮眠してから7時の電車乗って沼津行ったりしてたので理性はそんなに無い。隣の県なんだけど東西に広いから気持ち遠いのよね、静岡。
そんな推し活してたら結果的に勝俣瞬馬さんに「かいゆさんいつも来て下さってますけどどこにお住まいなんですか?」と訊かれたが推し現場なら全通は当たり前だろみたいな村から来てるので「来るのは当たり前だが……?」と異世界転生者みたいなことを言いかけて飲み込んだ。
神奈川県川崎市民です……と答えたと記憶している。

終わりに

ここまで書いて3.13大阪大会臨んだら語彙無くなったし記憶も無くなったから何書きたいか忘れたし今の感情を形にするための言葉も無くなってしまったのでした。いや……最後の前哨戦が両者オーバー・ザ・トップロープはずるいっしょ……発声禁止なのにヒュッて声出たわ……。
でも今の時代のオタクにできる応援はインターネットでデカい声出すことと金を出すことと拍手を送ることと、光る棒を振ることくらいしかないので、これだけは、言葉を思い出せなくてもこれだけは。

「ゴングが鳴った後CORE TOOLが流れる両国国技館のリングに立ってる遠藤哲哉が拍手を独り占めする姿が見たいです」

はい、それではオタクは大阪2DAYS遠征で粉物食べまくって増えた体重を削り直しつつ今週末に備えようと思います。移動しかしてないのに観戦後ドチャクソ疲れて回復に2日ぐらいかかるスタミナ皆無ボディをどうにかしなければ……このままでは疲れから隅田川に落ちて死んでしまう……生きねば……。

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