【読書】この闇と光【感想文】
前回のカササギ事件を読み終わったので新しい小説を探しに本屋へ。私はミステリーとかファンタジーがすきなので、今回もミステリー要素がある本を探していたのですが、本屋の柱にこの本をお勧めしているメッセージがありました。なんでも驚愕する要素があり、読んだ人の感想も「あまり本を読んだことがない自分でも読むことができました。小説ならではのミステリーです。」と記載されていました。そして小説の帯には

めっちゃ気になるやん。買お。
◆小説の概要-小説後ろのあらすじ抜粋-
森の奥に囚われた盲目の王女・レイアは、父王の愛と美しいドレスや花、物語に囲まれて育てられた...はずだった。ある日そのすべてが奪われ、混乱の中で明らかになったのは恐るべき事実で―。今まで信じていた世界そのものが、すべて虚構だったのか?随所に張りめぐらされた緻密な伏線と、予測不可能な本当の真相。
◆読んだ感想
最初は普通の異国の王女様のお話だと思って読み進めていました。盲目のレイア視点で物語が進むので、急に手を掴まれたり何もわからず外に連れ出されたりする描写があると、読んでいる私も恐怖を感じました。レイアは5歳から話が始まり、6歳、7歳と成長していくにつれて、不可解な部分が目立ってきました。
父王は城下に行くたびにドレスや本をプレゼントするほどレイアを溺愛していたのに、成長するにつれて黙ることが多くなり、怒鳴るようになったこと。
メイドのダフネはレイアに「殺してやる」という異様な嫌悪感を示しながらも、実際には殺さず、むしろ兵士にお昼を運ばせレイアに渡すなど、優しさも見せること。
特にこの2点がとても気になって読み進めていきました。ちなみにこの本を読む前は「そんなにびっくりするような展開があるの?普通の話じゃない?」って思っていたんですが、ここでもう一度帯の文を見てみましょう。

裏切られたっ!!!!!!
というか、騙されたという感情の方が近いかも。
しかも1回だけじゃなくて3回くらい驚愕の真相が明かされて、本当に「え?」「ええ?」「えええ!?」と声に出してしまいました。小説ならではのお話でした。それと、本のタイトル「この闇と光」。これも個人的偏見ですが「光と闇」という言い方が一般的なのかなと思っているんです。闇から先にきているのはレイアが盲目で闇を常に纏っているからかなと思いました。少しネタバレですが、レイアの目は後々見えるようになるのでこれが光の意味かなと。
ただ1つ個人的な不満点があって、最後の最後でも明かされていないことがあり、そこが本当にモヤモヤするので、最後だけは人を選ぶかもしれません。逆に考察を楽しめる方もいらっしゃるかもしれません。
私はね最後は…逃げるなよ!!!って思った。
