【誰かを想う不器用な物語】 桜が散っても、母は知らない | Day 8の1・Day 8の2
おはようございます🌅
こんにちは😆
こんばんは🌉 🌱
短編小説とかいごの部屋🌱のhiroyukiです。 いつもご覧いただき、本当にありがとうございます🙇
昨日の投稿では、周囲からの励ましがプレッシャーに変わっていく苦しさと、他人の助けを拒んで自分をすり減らしていく主人公の不器用な姿をテーマにお届けしました。
本日の投稿は、「一時的な回復の錯覚」と「突然押し寄せる現実」がテーマです。
久しぶりの散歩で見た母の笑顔。
春の穏やかな日差しの中で「未来の不安が消えた」と感じたのも束の間、張り詰めていた糸が切れるように限界が顔を出します。
春の穏やかな時間から一転して訪れる、不吉な予兆。 それでは、本日の扉を開きましょう。本日は【Day 8の1】【Day 8の2】の2つのエピソードをお届けします。
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📓 誰かを想う不器用な物語 桜が散っても、母は知らない
Day 8の1【束の間の安らぎ】
今日は調子がいい気がした。
久しぶりに母と散歩に出る。
桜の蕾の下、母が「綺麗だねえ」と笑う。その笑顔を見て、守りたいと思った。
この瞬間だけは、未来の不安も消えている気がした。
春の日差しが、僕たちを優しく包んでいる。
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続いて、2回目のエピソードです。
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📓 誰かを想う不器用な物語 桜が散っても、母は知らない
Day 8の2【落ちた花びら】
散歩の帰り道、足がもつれた。
疲れがどっと押し寄せる。
調子が良いんじゃなかった。感覚が麻痺していただけだ。
不安を消すための母の手を放してしまった。
花びらが一枚、足元にひとひら落ちた。なんだか不吉な予兆のように感じてしまった。
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いかがでしたか?
限界を超えている時にふと訪れる「今日は調子がいい」という錯覚。
そして、それが単なる感覚の麻痺に過ぎなかったと気づいた瞬間の、どっと押し寄せる絶望感を描きました。
もし、このエピソードを読んで
「無理をしている時の『感覚の麻痺』が痛いほどわかる」
「束の間の安らぎが崩れ去る瞬間の切なさに共感した」
そう感じていただけたら、ぜひ「スキ」で応援をお願いします!
📝 編集後記:麻痺した感覚と不吉な予兆
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
介護の限界ギリギリで毎日を回していると、時に「あれ、今日はなんだか頑張れるぞ」と思う日があります。
しかしそれは本当に回復したのではなく、生存本能として「感覚が麻痺しているだけ」ということが少なくありません。
久しぶりの散歩で見た母の笑顔は、彼にとって何よりの救いでした。
しかし、その安らぎは長くは続きません。
足がもつれ、思わず母の手を放してしまった瞬間に落ちた「ひとひらの花びら」。それは、彼がギリギリで保ってきた日常の崩壊を告げる、静かで残酷なカウントダウンの始まりなのです。
「不吉な予兆」を感じ取ってしまった彼が、明日どのような朝を迎えるのか。どうか引き続き見守っていただければ幸いです。
☕️ クリエイターサポートのお願い
「綺麗事ではない介護のリアル」を描き続けることが、同じように葛藤を抱える誰かの救いになると信じて毎日投稿を続けています。
もし、この物語があなたの心の奥にある「声なき感情」に寄り添い、代弁できていたなら、記事下部の「サポート」より応援いただけますと幸いです。
いただいた温かいお気持ちは、この物語をさらに多くの方へ届けるための大切な原動力にさせていただきます。
お休みの方はゆっくり休んで下さいね。
お仕事の方はいってらっしゃい。
お仕事終わりの方は、今日も一日本当にお疲れ様でした。
✉️ 明日の予告
明日は、Day 9のエピソードをお届けします。
足元に落ちた不吉な予兆が現実のものとなり、ついに張り詰めていた糸が切れてしまう主人公。社会との繋がりを自ら絶ち、たった一人で暗闇の底へと沈んでいく彼を襲う「本当の恐怖」とは……。
ここからさらに深く、息苦しい物語へと突入していきます。次回の展開も、ぜひお見逃しなく。
それでは、また明日の朝お会いしましょう👋
