見出し画像

第14回「うつ病になっての唯一の楽しみ。それが『ライブ』でした」

こんにちは。介護者支援ナビ|妻介護20年です。

少し投稿が空いてしまいました。

今回は、少しポジティブな内容を書いてみようと思います。

前回は、復職前訓練を繰り返していた頃のことについて書きました。

今回は、自分にとって大切な気分転換になっていた、ライブのことについて書こうと思います。

ライブが決まった瞬間から、気持ちが違っていました

介護や仕事、そして体調の不安を抱えていると、毎日ずっと気持ちが張り詰めています。

朝起きた瞬間から、

「今日も大丈夫だろうか」

そんなことばかり考えていました。

でも、ライブの予定が入ると、気持ちがかなり違っていました。

「ライブまであと○ヶ月」

そう考えるだけで、普段とは違う感覚になっていました。

ライブの日が近づいてくると、自然と気持ちも高まっていきました。

「あと何日」

そんなふうに考えながら過ごす時間も、自分にとっては大切でした。

ライブへ向かう時間も特別でした

ライブへ行く時は、息子に妻のことをお願いして、一人で出かけていました。

もちろん、介護や仕事の現実が無くなるわけではありません。

それでも、ライブ会場へ向かう時間は、普段とは全く違いました。

「今日はライブの日」

そう思いながら電車に乗っている時間だけは、気持ちがかなり前を向いていました。

ライブへ行く時は、少し早めに会場へ行って、グッズを見るのがいつものルーチンでした。

「今日は何を買おうかな」

そんなことを考えながら会場へ向かう時間も、かなりワクワクしていました。

ライブが始まる前から、気持ちはかなり高揚していたのだと思います。

音楽は、自分を支えてくれる存在でした

自分は昔から音楽が好きでした。

ZARDやサザンオールスターズ、桑田佳祐さんのライブにも行っていました。

ライブによって、会場の空気も、自分の感情の動き方も全く違っていました。

でも、どのライブにも共通していたのは、

「ライブの日だけは、気持ちが大きく動いていた」

ということでした。

ZARDのライブは、張り詰めていた感情をほどいてくれました

ZARDのライブは、最後の「負けないで」以外は、基本的に席で静かに聴いています。

普段の自分は、介護や仕事のことを常に考えていて、気づかないうちにずっと気を張っていました。

でも、ライブが始まり、一曲一曲を聴いているうちに、張り詰めていた感覚がどんどんほどけていきました。

一曲一曲が、深く心へ入ってくる感覚でした。

ライブ中は、普段では感じられないくらい、気持ちが落ち着いていました。

でも、ただ静かなだけではありませんでした。

曲が進むにつれて感情がどんどん動いていきました。

そして最後の「負けないで」で、一気に感情が爆発するような感覚になっていました。

気づけば、涙が出そうになっていることもありました。

ライブが終わった後は、心の奥に溜まっていたものが、一気に流れ出たような感覚になっていました。

サザン・桑田佳祐さんのライブは、全部を吹き飛ばしてくれました

一方で、サザンオールスターズや桑田佳祐さんのライブは全く違いました。

ライブ当日の朝から、かなり気持ちが高ぶっていました。

「今日は思い切り騒ごう」

そんな気持ちになっていました。

一曲目から立ち上がり、前のめりになりながら盛り上がっていました。

最初から最後まで高揚感が止まりませんでした。

会場全体の熱気に包まれながら、自分自身もどんどんテンションが上がっていきました。

ライブが終わった時には、全身かなり疲れていました。

でも、その疲れは、普段の介護で積み重なっていく疲れとは全く違いました。

介護の疲れは、毎日の中で少しずつ消耗していく感覚があります。

終わりが見えず、気づかないうちに疲れが積み重なっていく感じでした。

でも、サザンや桑田さんのライブ後の疲れは、それを全部吹き飛ばしてくれるような疲れでした。

「また頑張ろう」

ライブが終わった後は、本気でそう思えていました。

ライブが終わると、また現実へ戻っていきました

ライブが終わった直後は、しばらく余韻に浸っていました。

でも、電車に乗って最寄り駅が近づいてくるにつれて、少しずつ現実へ引き戻されていきました。

「また介護の日常が始まる」

そんな感覚が、少しずつ頭の中へ戻ってきていました。

自宅へ戻ると、また介護の日常が始まりました。

ライブの余韻は残っていて、最初は普段より気持ちも楽でした。

でも、介護の現実へ少しずつ引き戻されていきました。

翌日になると、また仕事と介護の日常へ戻っていきました。

気持ちの余裕も無くなっていき、うつ病がぶり返す感覚も強くなっていきました。

昨日とのギャップに、気持ちが追いつきませんでした。

それでも、ライブへ行った日は、確実に気持ちが変わっていました。

ライブで動いた感情が、自分を支えてくれていたのだと思います。

「楽しみ」があることは、本当に大切でした

介護を続けていると、生活がどんどん介護中心になっていきます。

気づけば、自分の楽しみを後回しにしていました。

でも、「楽しみ」があることは、本当に大切でした。

「次のライブまで頑張ろう」

そう思えることが、自分を支えてくれていました。

今思うこと

介護をしていると、自分の時間を持つことに、罪悪感を感じることがあります。

私自身も、そう感じることがありました。

でも、自分の気持ちを動かせる時間は、絶対に必要なのだと思います。

私にとっては、ライブがその存在でした。

皆さんは、どのようなことで気持ちを切り替えていますか。

よければコメントで教えていただけると嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!