【建築】ウッドショック!が思っていた以上にショックだった
テレビのニュースや新聞でも
報道されているので知っている人も
多いと思います。
このご時世でリモートワークする人が
増えたことと、
経済政策の影響で、
アメリカの住宅産業が絶好調のようで、
国内での需要が大きいために
材料を外に出さなくなったことが
引き金になっていると聞きました。
今ちょうど新築住宅の案件を
進めているところですが、
自分が思っていた以上に結構深刻でした。
柱や梁と言った建物の
構造に関わる材料だけではなく、
合板や、合板を主材としたパネル類、
角材、などなど、
木材を使っている資材すべてが
影響を受けているそうなんです。
下請けの業者さん何社かに
問合せしてみたところ、
こんな回答をくれました。
「材料は入ってくるけど、入荷量が減っている」
「仕入れ値が激高している」
この価格の高騰ぶりがヤバイ。
1~2ヶ月単位で値段が上がっているようです。
1年前に似た規模の住宅を施工したのですが、
その建物と今回施工しようとしている建物の
構造躯体の価格を比べてみると、
1年前の建物より今回施工しようとしている
建物の方が
約2倍高くなる結果となりました。
この価格も今年の夏に施工するという条件での
価格で、これがもう少し先になると
さらに高くなる可能性も
否定できないとのことでした。
さすがにこの値段で見積提示は
心苦しいところがあるので
価格調整をしていますが、
今までの価格で金額提示するのが
難しくなってきました。
輸入材がこんな感じなので、
じゃあ、国産はどうなんだと思って
問い合わせてみましたが、
国産も輸入材の影響を受けて品薄状態が
続いていて、
価格も高くなっているとのことでした。
製材の生産体制を増やせば出荷量を
増やすことはできるようですが、
輸入材の供給が以前のように
落ち着いてきたときのことを考えると
増産体制を取るのも難しいみたいです。
こうなってしまうと
注文住宅にしても建売住宅にしても
価格の問題で住宅を諦めてしまう人が
増えてしまいそうです。
ちなみに、あまり一般には報道されてませんが、
鉄の価格もじわじわ上がっているんです。
鉄筋や鉄骨の価格も上がっているので、
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物も
少しずつ価格が上がっています。
もともと建物は気軽に買ったり建てたり
できるような金額のものではありませんが、
こういう状況になってしまうと、
さらに手の届きにくいものになってしまいます。
建物が建たなくなると言うことは、
建築業界自体もお仕事がなくなってしまうわけで
もはや他人事ではありません。
ウッドショックを解決することはできないので、
この状況をふまえて、
どう立ち振る舞うか真剣に考えなければ。
