小説家を目指す人がつい見落としがちな超大事な話
いきなりですが、皆さんはアスリートに必要なのは技術とフィジカルどちらだと思いますか?
答えは簡単ですよね。
そう、両方です。
技術だけでも、肉体だけでもスポーツは勝てません。
どちらも備わって初めて一流のアスリートになることができます。
わかりやすく言えば「技術×フィジカル=実力」ですね。
実はこの理屈は小説にも当てはまります。
小説も文章力や構成力といった技術だけでなく、スポーツで言うところのフィジカルである「脳の機能」を磨く必要があります。
「技術×脳機能=小説の実力」なわけですね。
たとえば「主人公の名前を物語の早い段階で出せ!」という理論があったとしましょう。
上手な作家さんは他のキャラに主人公の名前を呼ばせるなどして自然に情報を出すのに対して、そういった工夫を思いつく思考力や発想力のない作家さんはストレートに「俺の名前は〇〇!」と書いてしまいます。
その表現方法が悪い事だとは言いませんが、「他にも数多の選択肢があるうえであえてその書き方をする人」と「他に思いつかないからそういう書き方になった人」との間には絶大な実力差があります。
これはあらゆる小説技術で言えることです。
「五感を使った表現をしよう!」
「5w1hを意識しよう!」
など小説には様々な技術論がありますが、そのすべては「技術×脳のスペック=実力」という式のもと成り立っています。
同じ技術でも書き手の能力次第で全くの別物になるんですよね。
なんなら能力の高い書き手はそういった技術論の枠組みに囚われることすらありません(言い方は悪いですが小説の技術論は元々能力が高くない人向けにマニュアル化されたものが大半なので能力が高い人にはそもそも不要だったりします)。
もっと言えば脳の性能は技術の習熟度にも影響を及ぼします。
一度で技術を習得できる人と五回で習得できる人にはやはり差がありますし、思考力はデビュー戦略や考察の質に直結します。
小説のスキルや考え方は全て脳に依存するわけですから、脳機能が重要じゃないわけがないんですよね。
しかしながら多くの人はつい技術面ばかりに目を向けてしまいます。
もっと良い文章を、もっと良い構成を…と。
それらを追求するのも大事ですが、並行して「脳を最適化しよう」と考える人は驚くほど少ないのが現状です。
これの何が問題かと言いますと、
察しの良い方はおわかりかと思いますが最初から優秀な脳を持った人以外は一流になる難易度が桁違いにはね上がる点です。
作家志望者のうち実際にデビューできる人の割合がたったの数%である理由がまさにこれで、厳しい話ではありますが人口の9割以上の人は作家になるために必要な脳のスペックに届いていないんですよね。
ではどうすればいいのか?
答えは単純。自分史上最高の脳を作ればいいだけです。
具体的な脳の鍛え方については今後詳しくnoteで解説していきますが、ひとまずはこちらの書籍が参考になるかなと思います↓
幸い、近年の研究では脳は適切なアプローチによって能力が伸びることがわかっており、さすがに遺伝的な限界を超越するほどの伸びしろこそないものの、少なくとも元々が平均的な能力の人であれば十分作家になるために必要な水準に到達することは可能であると言えます。
もしあなたが何年も小説を書いているのにいまいち結果が出ないな…と悩んでいるのでしたら一度脳について考えてみることを強くおすすめします…!
