中学生職業体験ルポ。包装の仕事を、見て、触って、つくってみる2日間
7月28日、29日の2日間、武生第一中学校から男子生徒3名を迎え、職業体験プログラムを行いました。
まず何より、事故やけがもなく、全員が2日間のプログラムを無事に完走できました。
豊ファインパックは「安全第一、効率第二」の会社です。
どれほど内容が充実していても、事故が起きてしまえば成功とはいえません。安全に終えられたことに、まずはほっとしています。
最初のプログラムは、「世の中で活躍するポリ袋」です。
社員が近所のドラッグストアで、さまざまな商品を購入してきました。
そして、それぞれに使われている包装資材について解説しました。
お菓子、日用品、衛生用品など、普段何気なく手に取っている商品にも、
実はいろいろなフィルムや袋が使われています。
包装には、商品を入れるだけではなく、汚れや湿気を防ぎ、
中身を守り、使いやすくし、情報を伝える役割があります。
ポリ袋やフィルムは、目立つ存在ではありません。
しかし、私たちの暮らしの中で、かなり働いています。
続いては、シュリンクフィルムを使ったオリジナルラベルづくりです。
自分でデザインしたラベルをペットボトルに巻き、熱を加えて密着させます。熱によってフィルムが縮み、ペットボトルの形にぴったり沿っていく様子を体験してもらいました。
真空脱気包装にも挑戦しました。
袋の中から空気を抜くと、袋が内容物に密着します。言葉で説明するより、実際に機械を動かし、袋の変化を見る方がよく分かります。
次は、当社で行っている「ポリ袋の検査体験」です。
豊ファインパックが製造している、日本で唯一の製品についても説明し、なぜ検査が必要なのか、どのような点を確認しているのかを学んでもらいました。
「0.1ミリ単位ではかっていて驚いた」という感想をもらいました。
つくっただけでは、製品として出荷できません。
決められた品質を満たしているかを確認するところまでが、ものづくりです。
その後は、「フィルムの強度対決」。
数種類のフィルムを用意し、「どれが一番破れにくいか」を予想してから、実際に手で破って比べました。
見た目が厚そうなフィルムが、必ず一番強いとは限りません。
素材やつくり方によって、伸び方や破れ方が違います。
予想し、実験し、結果を確かめる。
楽しみながら、フィルムごとの特徴を感じてもらえたのではないでしょうか。
初日の最後は、「静電気防止フィルム体験」です。
わざと静電気を起こし、普通のフィルムと帯電防止フィルムの違いを実験しました。
静電気は、日常生活では「少し痛い」で済むことが多いのですが、
電子部品の世界では製品を壊す原因になることがあります。
そこで必要になるのが、静電気対策を施したポリ袋です。
目には見えない静電気から製品を守る。
これも、工業用包装の大切な役割です。
2日目には、オリジナル巾着袋の製造を体験してもらいました。
ポリ袋を熱で加工し、ひもを通して、自分だけの巾着袋をつくります。
ただ完成品を見るのではなく、自分の手で加工することで、ポリ袋がどのように製品になるのかを感じてもらいました。
参加した3名はリアクションも良く、実験やものづくりに楽しそうに取り組んでくれました。
包装資材は、普段あまり意識されません。
しかし、商品を守り、品質を保ち、安全に届けるためには欠かせないものです。
今回の体験を通して、その役割を少しでも知ってもらえたなら、私たちもうれしく思います。
ただ、今回一番勉強したのは、中学生ではなかったかもしれません。
講師役を務めた当社の社員たちです。
中学生に何を伝えるのか。
難しい専門用語を、どう言い換えるのか。
どの順番なら分かりやすいのか。
安全に体験してもらうには、どのような準備が必要なのか。
プログラムを考え、道具をそろえ、説明用のナレーションをつくり、何度も予行練習を行いました。
自分が知っていることと、人に分かるように説明できることは、まったく違います。
教えるためには、まず自分が深く理解しなければなりません。
中学生のために準備した職業体験でしたが、結果として、社員にとっても仕事を学び直す機会になりました。
武生第一中学校の皆さん、2日間、本当にお疲れさまでした。
そして、企画、準備、運営を担当した社員の皆さんも、お疲れさまでした。
今回もまた、教える側が一番勉強したのかもしれません。
豊ファインパックについて
豊ファインパックは、福井県越前市で工業用の高機能包装を製造・販売している会社です。
帯電防止、防錆、真空、ハイバリアなどの機能を持つ包装を通じて、お客様の大切な製品を守っています。
▶ 豊ファインパック採用サイト
https://recruit.yutaka-finepack.jp/
▶ 豊ファインパック公式サイト
https://www.yutaka-finepack.jp/
会社見学では、設備や製品だけでなく、社員が企画し、考え、改善しながら仕事を進める姿も、ぜひご覧ください。
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