「これって仕事なの?」って思った。でも嬉しかった話
ライターとして、初めて“納品”をした日のこと。
今でもちょっと緊張したあの感覚を覚えている。
子どもが2人いて、まとまった時間はなかなか取れない。
昼寝のスキに、ミルクのあとに、夜泣きの合間に。
そんな“すき間”をつなぎ合わせて書いた、1本の記事。
「納期までに書けるかな?」
「誤字ないかな?」
「こんな文章で本当にいいのかな…?」
何度も読み返して、ドキドキしながら提出ボタンを押した。
しばらくして、依頼者さんから「丁寧に書いてくださってありがとうございます!」という返信が。
報酬も、数日後にちゃんと振り込まれた。
その時、ふと思った。
「えっ……これって、仕事になったってこと?」
今までは“誰かの役に立つこと”って、
職場に通ったり、対面で接客したりするイメージだった。
でも、スマホで、子どもの隣で、
おむつ替えの合間に作った記事が、
“ありがとう”って言われて、お金までいただけた。
正直、報酬は高くなかったし、手直しもあった。
でも、嬉しかった。
「今の自分にもできる仕事があった」
「子どもが小さくても、やれることがある」
そう思えたことが、なによりの自信になった。
あれから数本の記事を書いたけれど、
あの時の“納品1本目”がいちばん印象に残ってる。
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