【実録】副業に向いてない人ほど、Kindleだけは続く理由——怠け者・飽き性・コミュ障の僕が70冊出せた性格論
「副業向いてない」と思ってた理由は、5つある
「自分、副業向いてないな」と思ったことが何度もあります。
飽き性で、三日坊主で、人付き合いが面倒で、努力が続かない。 そういう性格の人間が、なぜか70冊の本を出版しています。
正直に言うと、副業を始めた頃の自分には「向いてない理由」がたくさんありました。
1. 飽き性 新しいことを始めるのは好きで、続けるのが苦手です。コミュニティに入るのはいいけど、3ヶ月後には別のコミュニティを探してる。それを200万かけてやり続けた話は5/21の記事に書きました。
2. 三日坊主 「明日からやろう」の明日が来ないタイプです。ダイエットも英語の勉強も、毎年同じところで止まる。継続力がないことは、自分でもよくわかってました。
3. コミュ障気味 人とやり取りするのが基本的に面倒です。SNSでコメントしたり、コミュニティで発言したりするのは、気力を使う。「人に頼る副業」は、最初から向いてないと感じてました。
4. 才能や文才がない 「文章が書けないから、自分には無理」と思っていた話は5/26の記事で書きましたが、それよりもっと根っこに「そもそも何かを生み出す才能が自分にはない」という感覚がありました。
5. 面倒くさがり これが全部の根っこかもしれないです。「面倒なことを続けられない」という気質は、ずっと変わっていません。
これだけ揃ったら、普通は副業向いてないと思います。 実際、200万を5つのコミュニティで溶かした実績もある。
でもなぜか、Kindleだけは続きました。 なぜか。それを分解してみます。
それでもKindleだけは続いた理由——4つに分解する
結論を先に言うと、「向いてない性格の人間に都合がいい構造だった」からです。
努力家に向いてる副業と、怠け者に向いてる副業は、たぶん違う。 Kindleは、どちらかというと後者です。
理由1:飽き性でも「1冊ずつリセットできる」
副業の多くは、同じことをコツコツ積み上げる形です。 ブログなら記事を毎週書き続ける。YouTubeなら動画を毎週出し続ける。 飽き性には、これがきつい。
Kindleは、1冊ごとに完結します。 1冊書き終わったら、次は全然違うジャンルの本を書いていい。 前の本のテーマに縛られないし、飽きたら次のテーマに移ればいい。
飽き性の人間にとって「毎回リセットして新しいことをやっていい」という構造は、思った以上に続けやすかったです。
僕が70冊書けたのは、「70冊分の継続力があった」からじゃなくて、「1冊ずつ書き切って、を70回繰り返した」からです。 この違いは地味に大きい。
理由2:コミュ障でも「人と関わらなくていい」
Kindle出版は、基本的に1人で完結します。
テーマを決めて、書いて、表紙を作って、出版する。 この全部のプロセスに、他の人との会話は要らない。
コメントへの返信も、DMでのやり取りも、コミュニティでの発言も、必須じゃない。 やろうと思えばできるけど、やらなくても本は出し続けられる。
SNSやブログの副業は「読者との関係を作ること」が基本的に重要で、コミュ障にはそこに壁があります。 Kindleは「本が読まれた」で完結するので、そもそもコミュニケーションが主戦場じゃない。
「人付き合いが面倒な性格」のままで、副業として機能する。それがKindleでした。
理由3:面倒くさがりでも「AIが8割動いてくれる」
面倒くさがりに一番刺さったのは、これです。
以前は文章を書くこと自体が面倒でした。今は「指示を出す」に変わっています。 目次の構成案を作って、AIに「この章を書いて」と投げる。返ってきたものを確認して、直すだけ。
面倒な部分のほとんどをAIが動いてくれるので、「やる気が出ない夜」でも30分動けば1章分が進みます。 面倒くさがりが最も苦手な「ゼロから始める負荷」が、ほぼなくなりました。
もちろんAIを使いこなすための最初のセットアップは必要で、それも少し面倒は面倒でした。 でも「毎回の面倒」じゃなくて「一度だけの面倒」なので、クリアできました。
「面倒くさい気質を克服する」んじゃなくて、「面倒じゃない形を探す」方向に動いた結果です。
理由4:三日坊主でも「すぐフィードバックが出る」
三日坊主になるのは、やったことが報われてる実感が持てないからだと思っています。
ブログを3ヶ月書いて、アクセスが増えてるかどうかわからない。 プログラミングを半年学んで、何かできるようになったかわからない。 こういう「見えない積み上げ」が続くと、僕は止まります。
Kindleは、出版した翌日に「何ページ読まれたか」が数字で出ます。 売れたら印税の数字も出る。最初は数十円でも、「動いた事実」が即日でわかる。
三日坊主の人間に必要なのは、「根性を鍛える」ことじゃなくて、「動いたことが見える仕組み」だと思います。 Kindleにはその仕組みが最初からある。
1冊書いたら、その本は翌日から「読まれてるか・読まれてないか」の答えが出始める。 これが、止まりにくくした一番の構造的な理由でした。
「向いてないまま」続けることの意味
誤解してほしくないのは、「向いてない性格が克服されたわけじゃない」ということです。
今も僕は飽き性だし、三日坊主だし、コミュ障だし、面倒くさがりです。 それは変わっていません。
変わったのは、「向いてない性格のままで動ける構造を見つけた」ことです。
努力家じゃない人間が努力家になる必要はなくて、努力しなくても動ける形を探せばいい。 コミュ障がコミュ障を克服する必要はなくて、コミュニケーションが要らない副業を選べばいい。
それがKindleかどうかは、人によります。 でも「自分の気質に合った副業の形がある」という視点は、持っておいて損はないと思っています。
月収はまだ1万円前後です。 70冊出版して、48冊目でやっとベストセラーを1回取って、今も月1万円。 胸を張れる数字じゃないのはわかってます。
でも「向いてない性格のまま70冊続いている」という事実は、少なくとも本物です。
向いてないと思ってる人に言えること
「自分は副業に向いてない」と思ってる人に、一つだけ言えることがあります。
「向いてない」じゃなくて、「今やってる副業と性格が合ってないだけかもしれない」
努力家向けの副業と、怠け者向けの副業は違う。 コミュ型の副業と、ソロ型の副業は違う。 即フィードバックの副業と、長期積み上げ型の副業は違う。
「副業向いてない」と「このやり方向いてない」は、別の話です。
200万溶かして、5つのコミュニティを渡り歩いて、1円しか稼げなかった僕が言えるのは、それくらいです。 でも今は、向いてない性格のままで、毎月本が売れています。
「夢売り系の誰でも月10万円」みたいな話をするつもりは全然なくて、ただ「こういう人間がいる」という話を届けたくて書いています。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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