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こっそり返歌

6月から始まる鶴亀杯では短歌大会も開催される。

せっかくの短歌大会、返歌(送られた歌に対する返し歌)でのコメント交流が増えればいいなと思っている。

練習のため、有名歌に返歌してみたい。
取り組みやすそうな二首(男女一首づつ)を選んだので、みなさんもコメント欄にどうぞ。

※随時記事に反映していきます。
※また、今回の返歌から一首づつ選んで、次回こっそり返歌の元歌とします。


元歌①

なにとなく 君に待たるる ここちして
出でし花野の 夕月夜かな

与謝野晶子

(なんとなく貴方が待っていてくれそうな気がして出てみた花咲く野の夕月夜です)

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返歌

夕月夜 花摘む君の 夢を見た
今宵の夢で ふたたび会わむ

かっちー

(夕月夜に花を摘む貴女の夢を見ました 今夜の夢でまた会いましょう)


夕月夜 きっと逢えると 思ってた
出て来たきみの 姿良いかな

つる


想いとは 通じるものか 今まさに
僕も花野へ 向かっているよ

てまり


夕暮れの 月のひかりに 照らされて
花野にただずむ 愛しい君よ

春〜と共に


我が想ひ 花野翔けたる 夕月の
光集めて 君に届けむ

なおみ


花野にて お姿浮かべ 夕月夜の
おいでになると なにとなく思ふ

しろくまきりん


我もまた 君と思ひを 重ねしも
けふはお仕事 今は月夜野

山根あきら


夕月夜 一輪の花 咲いている
その花びらに そっと口づけ

春〜と共に


同じ月 眺めるほどに ときめきの
先走る想い 浮かぶ君の笑み

友音


叶ふなら 君の手を取り 夕月夜
当てなき道を 共に歩まん

のんちゃ


夕月夜 吾も花野に 出でし見れば
恋ひつつ想い すべなかるべし

西野圭果


君はまだ 会ひに来るまじ 思ひつも
連れてゆきたし 夕
月夜かな

蒸しエビ


花野なる 君を思ひて 夕月夜
ならぬ逢瀬の 歌口ずさむ

すうぷ


我が想ひ 受け入れし君 花野出で
共に眺めん 今宵の月を

あぷりこっと


君待てど 逸れし月夜の 薔薇の庭
約束せりは 夢かうつつか

十六夜


満開の つみ重ねたる 花束を
月照らし出す かの野の君へ

夕凪遙


思いがけず君に会えしの夕月夜
花野の夜に浮き立つ心地

吉田みゆ


運命とは今宵のことか我が想い
叶いし花野に君の香見つけ

吉田みゆ


神掛けて 妹に合はむと 信を成し
小走りにゆく 月夜の花野

KOMA


降る星が 全部あなたの カケラなら
花も月さえ 抱(いだ)いて眠る

rira


花香る 月のふうとう 届く夜
涙溢れて 満天となり

おはようよねちゃん


夕月夜 照らし出された 花の間で
肩並べたし 香りと共に

はるな


夕月夜 会えたらいいなと まわり道
花野のきみは 月に見惚れて

リコット



元歌②

かの時に 言いそびれたる 大切の
言葉は今も 胸に残れど

石川啄木

(あの時に言いそびれた”あなたを大切に思っています”という言葉は今も胸に残っているけれど…)

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返歌

言いそびれ 胸に秘めたる 大切の
言葉いつしか 信念になり

かっちー

(私からも言いそびれて胸に秘めていた”大切に思っています” いつのまにか信念に変わっていました)


今はただ それぞれの家 待つ人の
ために生きると 心に刻む

てまり


胸残る あなたの言葉 摘みにゆき
私の大切 置いてゆきます

しろくまきりん


流れゆく 時はすべてを つれてゆく
なのにどうして 切なさ残す

山根あきら


同じほど 想ひ秘めたる 我が胸は
 今もかの日の 君を呼びけり

なおみ


言えなくて あぁ言えなくて 秘めたるは
初恋に似たこの切なさよ

友音


残る胸 抱えながらも 今日もまた
生きていますと また胸にして

つる


かのときの 君の想ひは わからねど
言いそびれたる 言葉我にも

のんちゃ


言いそびれ 過ぎゆく時は 早なれど
想いのうちは あなたとおやじ

西野圭果


かの時に 言いそびれたる 言葉とは
言わず聞かずが われらの運命

沙々良まど夏


貴方との 想いを胸に 抱きつつ
いつかを信じ 空を見上げる

みゆ


あぶくごと 儚きものよ 機会とは
しかし巡りて 結ばれたるや

蒸しエビ


かの時の 夫を想ひて 吾もまた
言の葉積まむ この夜更け

deko


大切の 思ひは同じ 今もなほ
遥かに君の 幸多かれと

すうぶ


大切の 言葉は我も 胸に秘め
現在(いま)を大事に 前向き歩く

あぷりこっと


今宵また 夢野で会いし そのときに
君が言葉を 我は聞きたし

十六夜


動かじの 唇に秘め 我もまた
おもひでとなり 微笑む日まで

夕凪遙


あの時の言葉なく追う面影の
胸に秘めたる想いは同じ

吉田みゆ


かの時の大切の言葉受け止めど
想い秘めたる叶わぬ恋に

吉田みゆ


大切の 君の言の葉 ゆかしきを
月に聞けども 応えてくれぬ

KOMA


好きだって そのひとことが いえなくて
終わった恋は 宝物のように

rira


たいせつを 大きく切ると書くこころ
珈琲よりも 苦くて甘し

deko


いつまでも あなたの胸に その言葉
言いそびれたと いうその言葉

春〜と共に


届かない 言葉あの日の 天の川
涙も夢も 流れるままに

おはようよねちゃん


岩山に 秘めた言葉は 動かまじ
吾の心は そこへ置き去り

はるな


元気かな かの時きみは 横向いて
東の空へ ただ幸祈る

リコット



鶴亀杯は6/25から



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