第294回 「好優待銘柄急落時の策」の考察
以前紹介した「第5策 好優待銘柄急落時の策」が、どこまで有効か考察してみました。
指標としている3068WDIは、4月4日(金)時点では2,960円に止まっていました。

そして7日(月)は、2,751円まで下落しました。
8月5日(月)の日銀ショック時は2,670円まで下げていたので、ほぼ同水準まで下げてきたと言えます。
そして8日(火)は上放れて、2,996円で引けています。
これだけを見れば、「好優待銘柄急落時の策」は今回も正しかったということになります。
がここで一つ懸念があります。
それは、3068WDIは3月権利銘柄なので、今回の下落は権利落ちの動きも加わっているからです。
ですから、「好優待銘柄急落時の策」に該当する分だけの動きなのか正常に判別することができません。
ということで、3月権利銘柄以外の好優待銘柄について確認してみようと思います。
ところでその前に、9日(水)の動きですが、日経平均が1,298円も急反落したため、3068WDIも下落しましたが、下落幅は12円だけです。
好優待株は通常の相場では大きく売られないということは、これで証明出来ていると思います。
さて、話は戻って、3月確定以外の銘柄です。
3月以外なら、権利落ちの動きは関係ありませんから、好優待銘柄の動きだけになるはずです。
先ずは先日から何度か出している3387クリレス、7487小津産業、3063JGHDを見てみましょう。
1番目の3387クリレスです。

実は、3387クリレスの優待利回りは余り良くないんですね。
ただ、8267イオンモールなどに店舗が入っていて、使い勝手が良い銘柄になります。
だから利回り的に良くなくても、優待族には人気の銘柄になっています。
そこで動きですが、上方修正をしていることから、8月の暴落時からは株価の位置が変わっています。
値幅的にはそれほど大きな下落にはなっていませんが、チャートで見ると大きな下落に見えます。
つまり、3387クリレスとしては大きく下落したと言える訳です。
また、一昨日の9日(水)の下落には反応していません。
ですから、「好優待銘柄急落時の策」は、当て嵌まっていると言えます。
2番目は7487小津産業です。

ここの株主優待は、利回り的には全く美味しくありません。
ただ株主優待の内容が、「ティッシュペーパー、トイレットペーパー詰合せ」という独特なものであることから、20年以上優待族の間で人気です。
利回り的に美味しくなくても好優待と位置付けられるのは、流動性が低いからだと思われます。
さて、そこで動きですが、今回の動きは8月の動きより小さいものでした。
権利確定日が5月で目前に迫っていることから、売り圧力が小さかったと思われます。
それでも、急落の動きはあり、一昨日の9日(水)の下落には反応していません。
ですから、こちらも「好優待銘柄急落時の策」は、当て嵌まっていると言えます。
3番目の3063JGHDです。

ここも株価の動きは小さいですが、8月と同水準近くまで下落しています。
また、一昨日の9日(水)の下落には、同じように反応していません。
さて、他も確認してみようかと思いましたが、3つとも「好優待銘柄急落時の策」には当て嵌まっていると考えられます。
だから、他を確認する必要は無いですね。
ですから今後は、自分の好きな好優待銘柄を指標に使って投資に組み立てれば良いだろうと思います。
