先日出会ったばかりの推しの乙女ゲーム(?)が存在したのでTOEIC900点を目指さなければならないかもしれない話
【⚠注意⚠ 紹介している動画内容のネタバレや感想を含みます。】
「推し」という言葉もすっかり定着した世の中で、「推しが見つかる」、「推しがいないなら私を推して」というような宣伝文句をちらほら見かけるようになった。もちろん、そういう推したい人と推されたい人やコンテンツがマッチングすることも沢山あるのだろう。しかし、少なくとも私はそういった整備された道を辿るような出会いをしたことがない。思い返せば「推し」と呼ぶようになる人やモノとの出会いはいつも事故だった。しかも、例えるなら何か巨大なものと衝突し吹っ飛ばされ全身を複雑骨折するような派手な事故である事が多い。そう、今回のように。
現在私が最推しと呼ぶ人はYouTubeを活動拠点とするゲーム実況者だ。そのため私は自宅ではFireTVStickを繋いであるリビング用の大きなテレビでYouTubeを常に開いているのだが、当然最推しさんだけでなく他のチャンネルも覗く。
つい先月、4月が下旬に差し掛かろうとしていた頃、私は何の気なしにこの動画を開いた。
たまに観るVtuberたちが所属している事務所の公式番組で、QuizKnockの伊沢拓司さんが出ている回だ。元々クイズは好きだったのでしっかりと最後まで観て面白いと感じ、そこでふと「QuizKnockって有名なのに1本も動画を観たことがないな」と気付いた。折角なのでQuizKnockのYouTubeチャンネルを開くと親切にも「はじめて見る人へ」という再生リストが用意されている。
こちらの再生リストをだいたい一通り観つつ、そういえば私の周りだと河村さんという人が好きだというポストをXでいくつか見かけたな、と思い出したり、その後に自分の興味が惹かれる動画を開くと山本さんという人が参加していることが多いということに気付いたりした。
このチャンネルめちゃくちゃ面白いじゃん。なんで今まで観なかったんだろうと思いながら次に興味を惹かれそうな動画を探すと、奇妙なサムネイルの動画に行き着いた。
言語解読?クイズじゃないのか。どんな内容なのかな、と気楽に再生ボタンを押した私はとんでもない出会いをすることになる。
まず、この動画には当時の私が見たことのない人が2人出てきた。特に動画冒頭から出ている1人目が衝撃的だった。今となっては大変失礼な感想だとわかっているのだが、なんか、一際目を引く少年が参加していた。その顔立ちを見て、私が無知なだけで東大ともなると飛び級を許可している……??と思ってしまった、それがとむさんという人だった。
その彼が、須貝さんと鶴崎さんという他の2人と協力して記号にしか見えない言語らしきものをひとつずつ解読していき、2時間足らずで話せるようになり、動画の終盤には通訳までしていた。言語の仕組みに対する理解が早すぎる。ていうか「私、昔趣味で言語を作ってたんですけど」てどういうこと……?
もう1人はパラレルワールドから来たというスチームパンク風の格好の男性。彼は出題側なのだが、これまた様子がおかしい。聞いたことの無い言葉らしき音を、淀みなく話すのだ。え?なに、どゆこと?実在する言葉なのこれ??いやまさか。でも実在しない言語で受け答えができるってどういう状況??
色んな角度から疑問符を頭に浮かべる私をよそに目的は達成され、スチームパンクのお兄さん役だったZiphilさん本人と司会の河村さんがこの言語を作ったことと、とむさん、Ziphilさんの2人はめちゃくちゃ言語に詳しいということが解説パートで判明し、動画はエンディングを迎えた。いや待て暗号や謎解きじゃなくて言語って作ろうと思って作れるの????
情報量が多過ぎて、観終わってもしばらく呆然としてしまった。今までいくつか観てきたQuizKnockの動画の中では、間違いなく一番インパクトのある動画だった。
しかし、それはすぐに更新されることになる。
何かを察したようにYouTubeはある動画を勧めてきた。
先程の言語解読動画にも出ていたとむさんが、突然TOEICを受験させられるという内容だ。結果は990点満点中900点。えっ?私も遥か昔に否応なしに受けさせられたことがあったけど英語に興味が無さすぎて確か230点とかだったよ?250点だったかもしれない。300点に全然届かなかったことと試験時間がめちゃくちゃ長かったことだけは覚えている。
しかも本人は「もう少し満点に近い点数を取りたかった」という様子で、動画の冒頭では彼が帰国子女などではなく勉強で英語が堪能になったという説明があった。なんだこのひと…………。
しかし、もっとこの人の動画が観たい、ともう大分ガッチリと心を掴まれているところにYouTubeが勧めてきたのが次の動画である。
ン″ン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???????
今出来た推しが既に卒業してたぞ〜〜〜〜〜〜〜??????
うわマジか。どれくらいあるかわからないが、少なくともこの人がQuizKnockメンバーとして活動している動画は今ある分しかないってことか。私ハマったら摂取し続けるから観終えるの多分早いぞ……。まあ繰り返し観ると思うけど……。
ちなみに卒業動画はQuizKnockに関する言語で問題が出題され、その言語で回答するというものだった。出題は、日本語、英語、ドイツ語、オランダ語、キプソル語、シャレイア語の6言語から。キプソル語は先程の言語解読の動画で使われた言語、シャレイア語はZiphilさんが作った別の言語だという。全体的に「すごいということしかわからない、すごすぎて面白い」みたいな動画になっているので、ぜひ見てほしい。
さて、この卒業動画内で未視聴の動画が紹介されていた。それがこちらである。
公開された当時かなり話題になったらしいのだが、私には届いていなかった。しかし観てみるとこちらもものすごくインパクトの強い動画だ。とむさんがポツンとオランダの街に置き去りにされている導入やその後の言語の習得能力の高さはもちろんのこと、途中で寄り道してアイスを美味しそうに食べながら街を見て回った後、そのせいで迷子になるのは芸術点が高すぎると思う。満点を大きく超えている。
オタクが本筋と関係ないところを絶賛し始めたらもう戻れないところまでドはまりしている証拠である。この動画を観終わる頃には完全にその自覚があった。
今公開されているコンテンツはとにかく全部観ておきたいと思った私は、とむさんが出ている動画を再生リストにまとめたり、QuizKnock10周年スペシャルブック『十字路』を購入して卒業生のインタビューページを読んだりしていたのだが、調べる内にQuizKnockにはYouTubeの他にWEBメディアがあることを知った。
ブログ形式でクイズの出題や動画の紹介などが記事になっている。私が知っているメディアだとオモコロみたいな形式だ。そしてどうやらとむさんが関わっている記事もいくつかあるようで、私は検索をしてみた。
ふと、ひとつの記事に目が留まる。手が止まる。動揺が走る。
なんか推しの乙女ゲーがあるんだが????
いや、「乙女ゲー」というのは語弊があるだろう、恋愛シミュレーションを指してしまうはずだから。それはわかっている、ただ一見したら乙女ゲームなんだよな。普段乙女ゲームをほとんどやったことも興味も無い私が「乙女ゲームじゃね?」と思うほど。
しかも、説明を読むとちゃんと音声が流れる部分があるそうだ。えっ何?実質乙女ゲームでは????正しい選択肢を選んで右上の『友達ゲージ』をためてBestFriendを目指すらしい。つまり好感度を上げて仲良くなるのが目的だ。やはり乙女ゲームでは??????
「なお、英語が得意なとむと英語勉強中のあなたは日頃からよく英語で話をしています」
TOEIC900点と230点が日頃からよく英語で話をするわけないだろ
「ゲージの数値が低すぎるとGAME OVERになってしまうかも」とも書いてある。つまりとむさんを悲しませたり不快にさせたり残念がらせたりするかもしれないってわけだ。このわたくしごときが????
許されないだろ。そんなこと絶対に許されてはならないだろ。オタクが推しを悲しませるようなことがあってはならないだろ。
今の私ではスタートにも立てていない。
今の私では推しに会いに行くことも出来ない。
BestFriendなんて以ての外だ。
「英語勉強中のあなた」
なるほど、それが「私」なんだな?
「それ」になればいいんだな?
つまり、こうだ。

こういうこと、に決まってるよな????
わたくしはここに宣言いたします、まず年内にTOEIC BRIDGEの受験をすることから始め、最終的にTOEIC600点を超えた暁には先程の乙女ゲーム(のようなもの)をプレイすることを。
確認するためだけに「GAME START」のリンク先に飛びましたが、仕組み的に恐らくサ終(??)はしないと思います!!!!
頼む!!!!私がTOEIC600点取れるまでサ終(非公開やページ削除)しないでください!!!!!!
続く!!!!!!
【おまけ】

味変(?)したくなった時に読もうと思って一緒に購入した漢検準1級のテキスト。実は漢検は2級まで持っている。

