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株式投資⑦専門用語

1. 騰落レシオ(とうらくレシオ)


意味
市場全体の過熱感や売られすぎ感を測る指標。
一定期間(一般的には25日間)における「値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 × 100」で算出します。


目安
• 120以上:買われすぎ(売り圧力がかかりやすい)
• 70以下:売られすぎ(反発が入りやすい)


日経平均採用銘柄の騰落レシオが130を超えている → 短期的な過熱感大。利益確定売りが出やすく、数日〜数週間で調整が入りやすい。


2. 信用倍率(信用取組倍率)


意味
信用取引における「買い残」対「売り残」の比率。投資家のポジションの偏りを測る指標。


目安
• 倍率が高い(例:5倍以上):信用買いが多い → 株価下落時に投げ売りが出やすい(売り圧力)
• 倍率が低い(1倍未満):信用売りが多い → 踏み上げ相場が起こりやすい(買い圧力)


ある銘柄の信用倍率が8倍 → 個人投資家が買いに偏っており、下落した場合にロスカットが集中しやすい。


3. 逆日歩(ぎゃくひぶ)


意味
信用売り(空売り)が多く、株を貸す側が不足しているときに発生する“貸株料”。
空売りしている投資家は、この逆日歩を支払う必要があります。

発生条件
• 空売り残が増加し、証券金融会社の貸株供給が不足したとき
• 主に株主優待銘柄や高配当権利日直前に発生しやすい

相場への影響
• 逆日歩が高額化すると空売りコストが急増 → 空売りの買い戻し(踏み上げ)で株価上昇圧力に


優待人気の銘柄で1日あたりの逆日歩が5円発生 → 空売りを継続すると費用負担が重く、買い戻し圧力が強まる。


4. 空売り残高(%)


意味
発行済株式総数に対する空売りポジションの割合。
売り圧力の潜在度を示すと同時に、踏み上げリスクの判断材料にもなります。

目安
• 高水準(5%以上):空売りが積み上がっており、悪材料で下落しやすい反面、好材料で急騰(踏み上げ)も起こりやすい
• 低水準(2%未満):売り圧力は限定的


空売り残高8%の銘柄 → 新製品発表など好材料で急騰 → 売り方の買い戻しが殺到し、株価は短期的に急伸。


5. 4指標の組み合わせ活用


これらの指標は、単独で見るより組み合わせて分析することで精度が上がります。

売り圧力がかかりやすいケース(例)
• 騰落レシオ:130(過熱)
• 信用倍率:7倍(買い残偏り)
• 空売り残高:低水準(売り方少ない)
→ 買い方に偏りすぎ、上昇余地は限定的。下落時の投げ売りが加速しやすい。

買い圧力がかかりやすいケース(例)
• 騰落レシオ:70(売られすぎ)
• 信用倍率:0.8倍(売り方優勢)
• 空売り残高:7%(売り方多い)
• 逆日歩発生(空売りコスト高騰)
→ 売り方の買い戻しが急増し、短期的な踏み上げ相場になりやすい。

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