多感な子が生きやすくなるためには?【読書記録】
思春期の心情といえば、例えばどのようなことを挙げるだろうか?
あの頃自分がどのような心情だったか、具体的に想起できるだろうか?
およそ30年前、
私が小学校高学年から中学1,2年生、
多感だった頃と比較すると、
現在は自分をメタ認知してよりよく生きていくための心の在り方を得られるような情報が増えたように感じる。
つまり、
「自分ってどんな人間なのかを知ったり、中学生って多くの生徒がこんなことを考える時期だから、それって正常にココロが成長している証拠なんだよ。」
と発信されている情報源を得やすいように感じている。
先日「10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方」
(著者 水島広子氏) を読んだ。
38歳の自分にガツンと響いた。
あの頃の自分にこれを読ませたいと腹の底から思えた書籍に出会えた。
自分の中のマイナスの感情が、イヤでたまらなくなる時もあるでしょう。こんなふうに感じるなんて、自分が弱い証拠だなどと思う人もいるかもしれません。前向きに生きたいと思って、マイナスの感情をなくさなければとがんばっている人もいるのではないでしょうか。
でも、どんな感情にもきちんとした役割があるのです。
なるほど、ディズニー映画「インサイド・ヘッド」でも同様のことが語られていた。
この、「感情にもきちんとした役割があるから大丈夫。」
「自分を卑下したり執拗に反芻したり追い込まなくても大丈夫。」
「こうやって客観視して感情を受け止める方法もある。」
ということを知れるだけでも、
思春期の子にとって大きな心の支えになるのではないだろうか?
また、
まずは、何がきっかけで自分がイヤなモヤモヤをかかえることになったのかをはっきりさせるところから始めてみましょう。そうやって自分を注意深く観察する練習をしていくと、「自分はいつもネガティブ」と自分を嫌いになるのではなく、「自分がネガティブになるのは、きっかけがあるんだな。」ということに気づけるようになるはずです。
自分を嫌いにならずにすむということは、「最も自分を守る」ことにつながります。
もはや書店に平積みされた自己啓発本の第1チャプター1ページ目に記述されていることがこの本には載っていた。
ネガティブな感情を書き出せ。
言語化せよ。
感謝したいことをジャーナリングせよ。
伝え方や手立ては違えど、
それらはどれも、
「自分を注意深く観察する練習」の積み重ねである。
他にも、
・怒っている人は困っている人。困っているから助けてと言えない人。
・縦の比較と横の比較
・「今はこれでいい」はとても役に立つ呪文です。
・「ごめんね」は、謝罪というよりお見舞いの言葉なのだ。
大人が読んでも刺さる言葉がたくさんあった。
低学年での不登校児童。
中1ギャップによる不登校。
どれも増加傾向にある。
少しでも困り感を抱いた児童生徒が減少するように、
心の在り方や出来事の捉え方について大人が教え、
諭してあげることも大切だなあと感じている。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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