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「レクリエーション」というキーワード

混沌こんとんとした時代の様相を示す、いいキーワードがないかと考えていましたが、これからのキーワードはクリーション』ではないでしょうか。

レに点を打って強調したのは、それが歴史的大変革の象徴たる『Re』だからです。
ルネサンス、フランス革命、リサイクリング・・・
いずれも、頭に『Re』がついています。

『ONE PIECE』『Dの称号』ではありませんが、大きな意識変革には『再度/あらためて』という意味が含まれるので、結果、頭に『Re』がつく(ことが多い)のです。


それを踏まえて、ルネサンスをも超える一大変革期である今は、クリエーション』の時代かな、と。
もちろん、きちんとした意味もあります。

そもそも、『クリエーター』は天地創造の神様を指す名称であり、キャラクターは人間のことでした。
つまり、「クリエーターがキャラクターをつくった」というのは「神様が人間をつくられた」という意味だったのです。

それが、ルネサンス以降、人間は神様に代わって、自らを世界の中心に座らせ、全能的な似非えせ創造者を気取りました。
『中心』というのは、『世界でもっとも賢い者が座る場所』という意味です。
だからこそ、人間を視点にした線的遠近法が生まれたんですね。


しかし、今、その人間に代わってコンピューター/人工知能が世界の中心に座りつつあります。
その瞬間=シンギュラリティまで、あと2年・・・


シンギュラリティは、別段悲しいことではありません。
いささか傲慢になり過ぎていた人間を、等身大に戻す契機になるからです。
それは、気づきの恩寵おんちょう

思えば、神様と人間の関係は微妙でした。
どちらがどちらをつくったかは、人によって見解がまったく異なります。
しかし、コンピューターは明らかに人間がつくったものでありながら、人間を超えようとしている。
それがクリーション』に込めた意味です。


メタバース空間の中で、アバターに自分を重ねること。
あるいは、本来有限だった線的遠近法空間が、コンピューターの力によって無限に連続していくこと。
それらは、ルネサンスに人間を視点とする線的遠近法が考えだされた現象の180°の反転です。

人間がつくったものでありながら、人間を超えたところにことわりがある世界。
天動説から地動説に考え方が変わったところから、再度の反転が起こります。
そうした世界の再創造が、クリーション』です。

アートが世界を変えることは(ほとんど)ありませんが、アートは時代の意識を端的に表象します。
メタバースが世界を変えるのではなく、メタバースは『世界が変わる』ことの象徴と言えるでしょう。


そして、もちろん、レクリエーションには『娯楽』『息抜き』という意味もあります。
「自分が一番偉いんだ」と肩肘を張って生きてきた人類に、「いやいや。もう、そんなことはないんだよ。知性を競いあい、お互いを傷つけあうのはやめましょうよ」というのが、時代の要請。

たとえば、AIの活動によって、余暇が増えることを指摘する人もいます。
自由になった時間で、「人間らしく生きましょう」と。
そこまで楽観的ではないにせよ、ともかく時間の使い方は、これまでと違っていくでしょうね。

それがどんな形になるにせよ、やっぱり楽しい方がいいですよね。



早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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