見出し画像

【俳句幼稚園】~大南風、南風

本日のTwitterお題は「大南風おおみなみ」。由来は、漁師言葉なんですね。

大南風アユタヤ渡る荒御魂
(おおみなみアユタヤわたるあらみたま)

現在、図書館から借りてきている本の中に、遠藤周作先生の「王国への道」という作品があります。

ざっくりと言えば、アユタヤで活躍した山田長政の小説ですね。
アユタヤは、私もかつて訪れたことがあります。

まだ読み始めたばかりですが、日本の風と異なるタイのムワッとした風は、言葉で表現するならば「大南風」。

また、荒御魂というのは、神道における神の捉え方の一つです。

荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。勇猛果断、義侠強忍等に関する妙用とされる一方、崇神天皇の御代には大物主神の荒魂が災いを引き起こし、疫病によって多数の死者を出している

出典:Wikipedia

アユタヤを訪れた際に、「よくぞこんなところまで日本人が来たものだ」と、山田長政の墓標を眺めたのですが、狐狸庵先生の本を読んでいると、結構悲惨な末路だったのですね。

神嶋の南風に乗りたる翼かな
(かむしまのはえにのりたるつばさかな)

神嶋は、青森県八戸市にある蕪島かぶしまの由来とも言われています。
弁財天が祀られているのですが、春から夏にかけてうみねこが飛来し、子育てに励むのです。

今はまだ雛がかえって育雛真っ最中かもしれませんが、いずれ南風に乗って飛行訓練を始め、そして旅立っていくのでしょう。

うみねこも夏の季語ですが、季重なりになるので「つばさ」で。

☆ご意見・ご感想をお待ちしております。


#俳句幼稚園
#俳句は楽しい
#note俳句部
#コメント欄は宝物

いいなと思ったら応援しよう!

k_maru027 これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。