今、お庭で会いたい虫ベスト3
むしが苦手な人はごめんなさい。
第3位!
ハグロトンボ
春に近くの田んぼが埋め立てられてしまって、水辺が減ってしまいました。
心なしか、トンボの人数も種類も減った気がします。
トンボの仲間はそれぞれにかわいいところがありますが、ぱちこがお庭で会いたいのは、ハグロトンボです。
彼らは若トンボの間、森で暮らすらしいです。そのため、かつてはよく、夏のはじめにぱちこのお庭にもいたのですが、ここ数年、見かけなくなってしまいました。
夏が進むと、近所の用水路に移動するのですが、今年見たのは、用水路の横の細道に倒れている方だけでした。
かなしい。
とりあえず、抱え上げて、どうするか考えていたところ、すずめが上空を羽ばたく音で意識が戻ったらしく、あわててふらふらと動き出してしまいました。
仕方がないので、近くの草むらに連れて行ったのですが、あれではいずれ、食べられてしまったでしょう。
かなしい。
というわけで、元気に飛んでいるハグロトンボさんと会いたいです。
あの、ぱたぱたするところがとてもかわいいです。
第2位!!
スズメバチ
どの種類のスズメバチでもいいのですが、大きければ大きいほど興奮します。
なぜかヒトに嫌われていて、姿を目視次第駆除、みたいな風潮があって、とてもかなしいです。
彼らはあんなにもかっこよくていらっしゃるのに、害虫あつかいです。
(虫を見た目で差別してはいけません)
蜂や蜘蛛のような、肉食の生き物は、小さいにも関わらず、非常に複雑な思考を持っています。草を喰む芋虫たちと比べると、かなりの知性を持ちます。
なので、見ていると、独り言がかわいすぎます。
蜂で一番多いのは、アシナガバチで、これは蔦の花が大好きなのでたくさん飛んでいます。でも、彼らの人数も激減しました。
近くの畑が埋め立てられて、ヒトが増えたので、住む場所を追われ、挙句は駆除されているのでしょう。
かなしい。
彼らもまぁ、かわいいんですが、スズメバチの仲間にはかないません。
去年、だいだいいろのスズメバチが、お庭に来るようになりました。
彼らは、せっせと庭に落ちているねこの缶詰を(ここはつっこまないでみのがして!)集めてまわります。
しかし、ねこのほうが先にどんどん食べてしまいます。
ごはんの時間になると、ねこと争って肉を集めます。いわく、
「あいつらだけー!あいつらだけどんどんたべるー!」
だそうで、配られる前に食べたい、自分にも特別に配ってほしい、と困ったことを言いました。
かわいい。
かわいすぎる。
缶詰ではない用事で窓を開けようものなら、半泣きで抗議します。おうちにごはんを持って帰らなければならないので、大変なのだそうです。
ヒトの侵略がなくても、気候が変わってきたので、虫たちは暮らしに困っているようです。
発生する時期も種類も変わりましたし、食べ物を探すのも苦労するみたいです。
第1位!!!
シンジュサン
サン、とは、敬称ではありません。
シンジュサンさんです。
すばらしく大きな蛾で、片方の翅がぱちこの手のひらほどある個体もいます。
成虫の大きさ、かっこよさも半端ないのですが、何より美しいのは、この幼虫です。
まるで森が結晶になったような、美しい色をしています。(普通の人から見たら発狂するレベルの巨大芋虫です)
ぱちこは、生き物の生態にある程度詳しく暮らしてきました。
カブトムシ、クワガタの種類にも、美しいものがあることは知っています。でも、ぱちこ史上最も美しい虫が、シンジュサンの幼虫です。
あの大きさ!
色!
煌めき!
(あとおいしそう)
どれをとっても、夢のようです。
初めて庭に発生してから、幾年か、にやにやしながら撮影し、見守っていたのですが、個体数が増えたところで、裏の虫嫌いのおばちゃんに見つかってしまいました。
ご存知でしょうか。
彼らは、希少な存在なのです。
いわゆる、天然のお蚕さまなのです。
そして、殺虫剤にとても弱くていらっしゃるのです。
絶滅しました。
ぱちこの庭のシンジュサンは、滅したのです。
かなしさより、いかりをかんじます。
でも、虫が苦手な人からしたら、発狂ものの芋虫ですから……。仕方がないので、また偶然、戻ってきてくれることを念じます。
とはいえ、彼らこそ、気候が変わった今では、暮らせないかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
虫が苦手な方の中には、全虫絶滅しろ、などと言われる方もいらっしゃるようですが、虫が絶滅すると、ヒトも絶滅することをお伝えしておきます。
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