わたしの予言
嘘は嘘八百、嘘っぱちという。ぱちこの名前の由来もそれで、だから今日はぱちこ(8個)のうそっぱちを並べようと思う。
全てがうそっぱちかというと、そうでもない。うそっぱちの部分を大なり小なり含んでいる、というのが正しい。
これまでのわたしの駄文をお読みの方は、ところどころ「ん?」と思う部分があるだろう。しかし、それが果たしてうそっぱちなのか真実なのか、書いているわたしにすらわからなかった、ということを記しておく。思えばいつも、虚構と現実が入り混じり、自分でも妄想の記憶なのか現実の記憶なのか分からないのだった。
もしも、ここからここまではフィクションや!というのにお気付きになられた方は、わたしに耳打ちしてくださっても、構わない。正解しても、わたしに褒めちぎられる以外には特に何も起こらないことは、ご承知いただきたい。
ちなみに、お前の存在がフィクションにしか思えない、もしくは、普段の駄文から意味が分からないので現実味に乏しい、などのご指摘は見なかったことにする。
さて、実はわたしには特殊能力がある。この件について、これまであまり大っぴらにしてこなかったのは、一つは、あまりに荒唐無稽で信憑性がないことと、もう一つは責任を取れる自信がないからである。
その特殊能力とは、予知、予見の類だ。
物語の世界にあるように、例えば何かに触れたときにビジョンが鮮明に見えるような便利で分かりやすいものではない。ただし、ビジョンが見えるのは間違いない。
以前、自分の前世について触れたときに書いたように、夢でも妄想でも白昼夢でもないビジョンを見ることがある。
そういう意味で言えば、それが必ずしも未来のこととは限らない。過去のことである場合もあるし、これは過去のことなのだと考えるのはビジョンの中にある情報から考察するわけだから、それも確実なことは言えない。
本当は過去に見える未来かもしれないし、未来に見える過去かもしれない。
その、おそらく未来に起こることとして、危惧していることがある。
なんとなく、これについて以前にも書いた気がしてきたのだが、もし書いてあったとしても、自分ではもういつ書いたのかも思い出せないし、探すのも面倒だから、もう一度書いておく。
もしくは、今どうしてもこれを書いておかねばならないと思ったのには意味があって、注意を喚起しなければならないからかもしれない。
そう遠くない未来に、新しい建物が全て壊れる。
新しいというのは、ここ十年ほどで建ったものが多い。
とくに、鉄筋コンクリート造の建物、高さの高い建物が危ない。そういうものは、軒並み崩れて、三階か二階くらいの瓦礫になっていた。
それだけ見ると、災害に遭ったように見えるのだが、そうではない。
昭和の時代に建ったような、今もうすでにぼろぼろで崩れてしまいそうな木造住宅は、無事で、きちんと建っている。崩れてしまいそうなのに、しっかり建っているのだ。
災害の場合はどう考えてもこちらの方が崩れるだろうから違う。
これは、わたしが帰りの電車に乗って窓の外を見ていたときに、かなり長期間に渡って見たビジョンなのだが、今はスマホの画面を見ているのでどうなったのかはわからない。
しかも、わたしの住む地域だけで起こることかもしれないから、全国的、もしくは世界的にどうなのかもわからない。ニュースの中継映像を真剣に見れば分かるかもしれないが、残念ながら、今は何かと崩れた建物ばかり流れるから、今一つ分かりにくいだろう。
この現象について、どう解釈すればよいか考えてみたが、薬品によるテロのようなものなのか、超自然的な何かなのか、それとも超常現象のようなものなのか、わからなかった。
一つだけ分かるのは、そんなことになったら困る、ということだけである。人々は住む場所を失うだろうし、場合によっては命を落としたり怪我をする人も出るだろう。
あまりにも不安だから、一応、姉には話しておいた。姉に話して満足したのだが、今思い出したということは、Xデーは近いのかもしれない。
残念なことに、わたしが見ているのは、コトが起きた後である。何があったのかも、それがどうやって起きたのかもわからない。
この能力を伸ばそうと訓練したこともないから、例えば、ビジョンを巻き戻すとか、ちょうどよい時間に移動するとか、そういうことができない。
ただ、未来というものと予知について、これまでの経験から分かっていることは、瞬間ごとに少しずつ変わっていくということだ。
観察されると状態が変わる、という理論が未来にも当てはまる。いや、未来にこそ当てはまる。
わたしがこうして口にすることで、変わる未来がある。回避できるかできないかは、別として。
それではみなさん、ぱちこのぱちこのうそっぱちをお楽しみください。
ちなみに、都合上、午後に出しますが、
イギリスはまだ午前なのでいいと思います。

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