名作「赤線地帯」のすすめ(Youtubeで今、観られるので…)
この自分のnoteに日本では昔はどうだったかという風俗・売春防止法成立間近の頃の状況を知らしめるために、映画「赤線地帯」の紹介をちょっとだけしようと思ったんだけれど、ちょっとでは終わりそうにないので、別稿で書くことにした。Youtubeに上がっている動画もいつまで観られるか判らないので、早く観てもらうためにもここで紹介しておくことにする。
タイトル画像は、映画『赤線地帯』(1956)の出演者とスタッフ。前列左より京マチ子、溝口健二監督、後列左より町田博子、撮影監督の宮川一夫、若尾文子、 木暮実千代、三益愛子。
名匠・溝口健二監督の映画「赤線地帯」。吉原や今は駅名が「東向島」に変わっているけれど、昔、東武線「玉の井」駅だった所が、いわゆる”赤線地帯"だった。新宿界隈は”青線地帯"と呼ばれた。「玉の井」は永井荷風の小説「濹東綺譚」の舞台になった場所(いわゆる悪所)だけれど、僕は滝田ゆうが『ガロ』に連載していた「寺島町奇譚」(僕が所持しているのは青林堂版)に惹かれて、学生時代に住んでいたことがある(いつか、noteに書く予定)。

Youtubeのサムネールに写っている女優たちはほぼ全員がかつて名を馳せた名女優ばかり。例えば左端は、三益愛子と言って”母もの映画"で、親不孝な息子に苦労させられている姿が観客の涙を誘った、そのような存在が子供(息子)のために身を売っているという映画。真ん中の京マチ子は言わずと知れた国際女優。この映画では若尾文子がもっともしたたかだった。とにかく、この映画のラストシーンが凄い!Youtubeで削除される前に観たほうが良い!(別稿で改めて書くつもりだ。今回は取り急ぎここまで)

