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温泉巡礼「素朴さ極まる一棟貸し温泉宿」 奥津温泉かなでや

【総評】
築150年の古民家をリフォームした一棟貸しの宿。オーナーが脱サラして始めたらしい。良くも悪くも素人経営に思える。枯山水の庭園、カウンターキッチン、まきストーブ、堀炬燵ほりごたつ、ロッキングチェア、ビアノ、畳ベッド、人生ゲームと構成要素はバラバラ。しかし、時として素朴さは味ともなる

枯山水の庭園

【部屋】
リフォームされているので綺麗だが、夫婦ふたりではとにかく広すぎて落ち着かない。当初の予定通り両親も来て4人だったらちょうど良かったと思う。古民家を改装しているので仕方ないが、動線はあまり良くない。

とにかく広い①
とにかく広い②

【風呂】
奥津温泉からの運び湯なので残念ながら掛け流しではない。中庭に面した露天風呂だが、もう少し特別感のある演出が欲しかった。何気にシャワーブース完備なのは嬉しい。タンク容量の関係で一泊で3回しかお湯はりが出来ないのは何気に不便。(追い炊き機能はあるがすぐに冷めてしまう)

色気はない
裏にはタンクが鎮座

【夕食】
オーナーのお母さんがカウンターキッチンで作ってくれる。田舎の家庭料理というコンセプトに合っているし普通に美味しかった。ただ、露天風呂に入ったあと寛いでいるときに横で調理をされるので、人によっては落ち着かないと感じるかもしれない。

テーブルとカウンターキッチンの距離感
アツアツの天ぷら、肉厚の椎茸、イカの刺身がメイン

【朝食】
セルフを選んだので妻がハムエッグを作ってくれた。「家にいるのと一緒やん」と妻。ケチったあなたが悪いでしょ。

必要にして充分

【接客・サービス】
犬同伴で行ったが土間にケージを置かせてくれた。有難い配慮。オーナーは車で10分ほどの実家にいるので夜は無人。携帯一本で駆け付けてくれるらしい。社交性はそれほど高くないが人柄は良いと感じた。

土間にひとりで寂しいですワン

【清潔感】
田舎あるあるだが部屋にカメムシが出没。いちいち備え付けのガムテープで捕獲しなければならないことを除けば文句なし。

【その他】
周囲は竹林、少し歩くと川と自然のど真ん中の一軒家なので、都会の喧騒を忘れて心の洗濯をするには絶好のロケーション。どんなに大騒ぎしてもどこからも苦情は来ないだろう。テレワークが出来る書斎もあるのでアイデア次第では色んな用途に対応可能だと思う。

書斎からの眺め
近くの奥津湖と苫田ダム


ひとりで奮闘しているオーナーを応援するため宣伝しておきます。


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