小比類巻はGOを/クリエイターを辞めたのか?について
はじめに
先日、広告業界紙の「ブレーン」や「AdverTimes(アドタイ)」にGOの若手クリエイターを特集いただいたのですが、その中の写真に僕がいなかったんですよね。そしたら一部の友達から「小比類巻、GO辞めたの?」みたいな連絡をもらいました。
ブレーンとアドタイにGOの若手クリエイターのインタビューが掲載されています。仕事の取り組み方やチームの雰囲気が伝わるはず。ぜひ見てほしいですし、新しい仲間も募集しています。
— 小比類巻 洋太|GO (@k0hiruimaki) April 4, 2025
小比類巻がいない理由もちゃんとあるので後日お伝えします! pic.twitter.com/Yf895ygN4P
結論から言うと、GOを辞めてはいません。
ただ、この1年間はコピーライターをお休みして、教育事業「THE CREATIVE ACADEMY」の企画にフルコミットすると決めました。
「え、なんで?」と思う方もいるかなと思うので、この記事ではその背景や経緯をざっくり紹介していきます。
1.コピーライターを休止することにした理由
両立の難しさ
ここ1年-2年の間「コピーライターとしてのクライアントワーク」と「THE CREATIVE ACADEMYの運営・企画」を同時進行でやっていました。どっちも楽しかったし、やりがいもあったんですが、どうしてもリソースが分散している感覚がありました。周りはコピーに集中してメキメキと成長しているな、という具合に比較しては勝手に焦っていたんですね。
コピーライターとしての仕事も好き
アカデミーの企画や受講生をサポートする仕事も好き
でも、たとえばコピーライターとしての仕事にに7割力を割くと、アカデミーには3割しか注げない。逆にアカデミーが忙しいとコピーの方の時間が削られる。そもそも今後、自分は何者として強みを磨いていくのか……そんな漠然とした悩みを抱えていました。キャパシティを徐々に増やそうとしたものの無理して体調を崩すことがあり「長続きする仕組みを真剣に考えなくては」と感じていたことを記憶しています。
キャリアコーチングとの出会い
そこで昨年9月、思い切って「キャリアコーチング」を受けることにしました。
理由はシンプルで、自分の強みは何なのか?どんなときに自分が一番力を発揮できるのか? それをちゃんと知りたかったからです。
ちょうど会社でミズカラさん(旧GOAL-B)のブランディング支援が始まっていたタイミングでコーチングについて知る機会もあり、自分でもYouTubeを見ながらインプットをしてみたところ当時の自分にめちゃくちゃ効果的だと思えたので、そのまま飛び込んでみました。
2.キャリアコーチングで得たもの
“自分の強み”がクリアになった
実際受けてみたら、これが想像以上に良かったです。
特に大きかったのは「自己理解」と「決断」のセッションです。
自己理解では無意識にやっていること(=自分にとって苦じゃないこと)や、これまで褒められたり成果が出た行動を洗い出して、“自分の勝ちパターン”を明確にするんです。
「こうなりたい!」という願望ベースじゃなく、事実ベースで棚卸しする
過去の成功体験から、自分が自然と発揮している能力を突き止める
その結果、「あ、確かにこの領域なら高いクオリティで仕事できてるじゃん」という自信を持てるようになりました。今までは「誰かと比べて自分はどうなんだ?」と考えがちでしたが、「あの人もすごいけど、俺もあの人の年齢くらいになったら研ぎ澄まされてそう!」みたいに思えるようになったのは大きかったです。
やるべきこと/やらなくていいことがはっきりした
自分の強みを発揮して現状の外側のGOALを実現するためには、何をすべきか・何を断つべきなのかも明確になりました。
以前は頼まれた仕事を全部抱え込んで、結果的にしんどくなる……みたいなパターンが多かったです。新卒入社したゼネコン時代はこのパターンで体を壊しました。現在は「今キャパいっぱいなので、1週間後なら対応できる」とか「これは僕がやるより他の人がやったほうがいいかも」みたいに、ちゃんと調整できるようになりました。
「そんなもん社会人として当たり前のスキルだろ」と言われてしまえばそれまでなのですが、これが壊滅的にできなかったです。仕事を断ったら二度と頼ってもらえないのではないか・嫌われないかと気にする思考が幼少期から刷り込まれていた結果、自分でその現実をつくっているよ、ということも客観視できたのは大きな収穫です。
そのおかげで精神的に安定したし、思い切りパフォーマンスを出せる場面も増えました。
3.教育事業にフルコミットする決断
アカデミーに関わっている時の“夢中度”が高かった
コーチングの中で、これまでの業務を事細かに振り返ったときに気づいたことがありました。
「コピーライターの仕事も楽しいし好きだけど、それ以上にアカデミーの方が夢中になれてるじゃん」という事実です。
受講生が壁にぶつかったとき、「どうすれば自分で気づいて乗り越えられるか?」をひたすら考えてしまう
頼まれてもないのに、より良い学びを届けるためにどうしたらよいかを考えて夜更かししてしまう
いろいろ棚卸しした結果、僕の自己機能(=自己欲求×自己能力で人の役に立てること)が教育事業にめちゃくちゃマッチしてるなと再認識したんです。
「1年、フルでやったらどうなる?」を見てみたい
そこで今年の2月末〜3月頃に上司や社長に「コピーライターを1年間お休みさせてください。アカデミーにフルコミットしたいです」と伝えました。
正直、めちゃくちゃ緊張しました。そもそも今の会社には「コピーライターとして大成したい!言葉を起点に社会にポジティブな変化を起こす人になるぞ!!」と鼻息荒く入社した身だったので、その思いをブラすのってどうなのか?一貫性がないやつという烙印を押されるのではないか?などの不安感も襲ってきます。しかしそれこそが現状維持であり、自分で決断をしないと理想のGOALになどいつまでたってもたどり着けないと腹が決まり、勇気を出しました。結果として、上司や社長からはすごく前向きな言葉をもらえて、「真剣にやりたいことを伝えると、応援してもらえるのか!!」と体感覚で理解できました。加えて「何かネガティブなことを言われてしまわないか」という不安は自分が勝手に作り出した虚像であり、伝えてみるまで誰にもわからないよね、ということも改めて認識できたのは個人的に大きかったです。
5.これからの展望
今回、「ブレーン」や「アドタイ」に出るメンバーの中に僕はいないんですが、もともと出演する予定でした。でもお断りしました(社長からも同じタイミングで「出るの辞めよう」とリクエストがあったとを聞きました)。「結局、小比類巻はクリエイティブもやるの?やらないの?どっちなんだ?」と中途半端なあり方を選んで生きるのは自分のスタンスがブレるなと。腹を決めた以上、本当に教育事業一本で行く! という覚悟を示すためにも辞退しました。
コピーライター休止を決めたのは、あくまでも始まりにすぎません。
4月からの半年、そして1年後、どれだけアカデミーを成長させられるかが重要です。
過去の卒業生や現在受講してくださってる方、一緒に働いている仲間に「小比類巻が本気出したらこんなことまでできるのか!」と感じてもらえるよう、全力でやっていきます。
もちろん、この1年ですべてが決まるわけじゃありませんが、まずはやりきる。僕にとってはこれが今最も心が動くことであり、同時に適度なプレッシャーを受けながら取り組めるチャレンジです。
現在はクリエイティブ教育はもちろん、コーチングも掛け合わせることで圧倒的な成長をつくれるのでは?という仮説をもとに色々準備しています。
(以下の記事で細かく解説しています)
もしクリエイティブな思考法やキャリア領域に効くコーチングに興味があれば、ぜひ声をかけていただけたら嬉しいです。
おわりに
というわけで、「GO辞めたの?」「クリエイター辞めたの?」に対しては「辞めてません!」が答えです。人の教育に真剣に向き合うことは超クリエイティブな営みだと思いますし、会社の役職とかではなくスタンスとしてはクリエイターであり続けます。
コピーライターは1年お休みしますが、さらに自分をアップデートして、より面白い価値を提供できるように走り続けるつもりです。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
そして、GOは本当に社会にとって意義のある変化と挑戦を推進し、体現している会社だとつくづく思います。クリエイター・プロデューサー志望の方はもちろん、クリエイティブを軸とした教育事業に興味がある方はぜひご連絡ください!!
