Comfort


いつまでもあると思っていた
どこへも行かないと思っていた
いや、思い込んでいた
そうなればいいのになんて、願望だったのかもしれない
願望が作り出した奇跡だったのかもしれない

ある人はいう
どれだけ大切にしたって足りないんだよ、と
あの人は言った
君の中心にいるのは幸せだったと

完全に失ったわけではないけれど
形の半数を失った時点でそれはもう違うもので
これからもっと魅力的になるなんて
そんな両足を打ちあげるような喜び方もできるけれど
私はもっと真摯な気持ちとして
あの人にこう告げたい
もういないんだよ。もう失ってしまったんだ。

自由になるなんて誰が決めたんだろう
自由がいいなんて誰が知ったんだろう
そして、どうやってその言葉は運ばれて
いつ、誰の手で、誰かの手の中に収まり、形を変えて
色んな所へたどり着いたのだろうか

わからない事が沢山でその中に君もいる
いつだって同じのようで全く違う君に
手こずって、気付かされ
また頭を抱えるんだ

もう少しでいいから私の手の中で笑っていてほしい
形を変えてもいいよ
たまにどこかへ行ってもいい
でも、どうか慣れ親しんだ形のままで
どうか、これからもそばにいてほしい

だって私の軸はあなたなんだから

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