家を買う前に知ってほしい。私が7年間賃貸を選んだ理由|資産形成における住居費の考え方
「最近、家の値段高すぎない?」
住宅展示場や不動産サイトを見るたびに、
そんな風に感じることが増えました。
私がちょうどコロナで引っ越す際に調べた住宅価格と比べると、
今は数千万円単位で価格が上がっている地域も珍しくありません。
一方で、
給料が同じペースで増えているかというと、
そう感じている人は少ないのではないでしょうか。
そのため、
「マイホームなんてもう買えないよ…」
「賃貸のままの方がいいのかな?」
と悩む方も多いと思います。
私自身も家族を持ち、
住居費と資産形成のバランスについて何度も考えてきました。
この記事では、
”物価高の時代にマイホームをどう考えるべきか”
私なりの視点でお話ししたいと思います。
読み終えた頃に、
「自分にとっての住居費の正解」
を考えるきっかけになれば嬉しいです。
物価高と住居費の関係性
ここ数年で住宅価格は大きく上昇している理由は、
建築資材の高騰
人件費の上昇
物流コストの増加
といったインフレの影響を強く受けているからです。
住宅は多くの材料と人の手によって作られています。
木材や鉄骨、
コンクリートなどの価格が上がれば建築費も上がる。
職人さんの人件費が上がれば、
その分販売価格にも反映される。
結果として、数年前なら購入できた価格では、
手が届かなくなっているケースも増えています。
一方で、住宅ローンの返済期間は30年〜35年と長期です。
購入時の価格差が、
そのまま将来の家計負担に影響してくるため、
昔以上に慎重な判断が求められる時代になったと感じています。
賃貸とマイホームはどちらがいいのか
このテーマは永遠の議論ですよね。
私も長く悩みました。
私の選んだ答えは、
資産形成の初期は賃貸
不労所得で住居費を賄える状態になったらマイホーム
でした。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、
先にまとめを作成しました↓

いくつか私なりのポイントをピックアップしてみました。
※ちょっと長めなので表だけでいいやという方は飛ばし読みして下さい!
賃貸メリット①:身軽に引っ越せる
賃貸最大のメリットはこれだと思います。
転勤や転職
子どもの進学
近隣トラブル
ライフステージが変化した時に柔軟に住み替えができます。
人生は思っている以上に変化します。
だからこそ、「変化に対応できる自由」は大きな価値だと思っています。
賃貸メリット②:資産形成との相性が良い
住宅ローンの頭金や諸費用、
修繕費を抑えられるため、
その分を投資に回すこともできます。
若いうちは特に、
住居にお金を固定するより
資産を増やすことを優先したい
という考え方も十分ありだと思います。
賃貸デメリット①:賃貸もインフレの影響は受ける
よく、「賃貸なら家賃だけ払えばいい」と言われます。
確かに修繕費などの心配は少ないです。
しかし、賃貸もインフレの影響を受けます。
住宅価格が上がれば、それに伴って家賃も上昇していきます。
例えば、家族が増えて家が手狭になってきたとき、
次に引っ越す賃貸はインフレの影響を受けた家賃になる可能性もあります。
そういう点で、住居費という意味では、
賃貸であっても物価高の影響から完全に逃れることは難しいのです。
賃貸デメリット②:高齢になると借りづらくなる
若いうちはあまり意識しませんが、
高齢になると賃貸契約のハードルが上がるケースがあります。
オーナー側としては、
孤独死リスク
家賃滞納リスク
などを気にするからです。
もちろん保証会社などの仕組みはありますが、
年齢を重ねても自由に借りられるとは限らない、
という点は知っておきたいところです。
マイホームメリット①:インフレに強い
私がマイホームの最大のメリットだと思うのはここです。
住宅ローンを固定金利で組んでいれば、
毎月の支払いは基本的に変わりません。
インフレが続くほど、
土地と建物の価値は上がりやすいですし、
家賃の値上げとは相対的に、住宅ローンの負担は軽くなりますね。
マイホームメリット②:老後の住居費を抑えられる
住宅ローンを完済すれば、
住居費は固定資産税や修繕費程度になります。
老後の大きな支出の一つが住居費なので、
ここが軽くなる安心感は非常に大きいです。
マイホームメリット③:自由に住まいを作れる
壁紙を変える
DIYする
庭を作る
ペットを飼う
賃貸では制限があることも、
マイホームなら自由度が高くなります。
家に対する価値観が高い人ほど、
このメリットは大きいと思います。
マイホームメリット④:家族の思い出が残る
これは数字では測れません。
私自身、
子どもの頃に住んでいた実家には思い出がたくさんあります。
身長を測った柱の傷
家族で過ごしたリビング
庭で遊んだ記憶
こういった価値は資産形成のシミュレーションには出てきません。
でも人生の豊かさという意味では、とても大切な要素だと思っています。
マイホームデメリット①:隣人リスク
購入してから、
騒音
近隣トラブル
自治会問題
などが発生しても簡単には引っ越せません。
賃貸であれば比較的柔軟に住み替えできますが、
マイホームはそうはいきません。
こればかりは購入前に完全には分からないので、
運の要素もありますね。
マイホームデメリット②:金利上昇リスク
多くの人がマイホームを購入する時、
変動金利にしています。
この場合は、
金利上昇によって返済額が増える可能性がありますね。
また仮に固定金利であっても、
固定資産税
火災保険
修繕費
管理費・修繕積立金
などは物価上昇の影響を受けます。
マイホームを購入する時の考え方
私の思いも強すぎて、
マイホームのメリットばかり書いてしまいました(笑)
しかし、
基本的にマイホームは贅沢品だと思っています。
もちろん生活に必要ですし、家族の笑顔はプライスレスですよね。
でも、
新築
広い土地
好立地
などを求めれば求めるほど、
資産形成には逆風になります。
だから私は、7年間賃貸に住んで、
「まず資産を作ること」
を優先しました。
私が目指していたのは、
生活費 < 不労所得
の状態だったからですね。
実は私も30代前半の頃、
周囲が次々と家を買い始めて焦った時期がありました。
「子どもも生まれたし、そろそろ買うべきかな」
そんな気持ちもありました。
でも私はあえて賃貸を選び続けました。
「住宅ローンを払うために働き続ける人生」
よりも、
「資産が生活を支えてくれる人生」
を目指したかったからです。
結果的に、作成したライフプランに従って、
「配当金+家賃収入」で住宅ローンは、賄えるようになりました。
10年の月日が経ちますが、
3年後に念願のマイホームを購入予定です。
3年後にしているのは、
あくまで資産形成優先のために、
新NISA満額入れ終えてから余裕をもって購入するためです。
もちろん、ここまでやる必要はありません。
ただ、
「資産形成も行いつつ、無理なく返済できる額」
を基準に考えることは、私は非常に大切だと思っています。
家を買うために人生を犠牲にするのではなく、
人生を豊かにするために家を選ぶ
そのためにまずは資産形成で選択の自由を増やす
私はこの順番を大事にしていますね。
まとめ
物価高によって住宅価格は確実に上がっています。
しかし、賃貸もまたインフレの影響を受けています。
そのため、
「賃貸が正解」
「マイホームが正解」
という単純な話ではありません。
大切なのは、
無理のない住居費で資産形成とのバランスを考えること
だと思っています。
住まいは人生の満足度に大きく影響します。
だからこそ、周りの意見や世間の常識ではなく、
「自分たちはどう暮らしたいのか」
を一度考えてみてください。
資産形成も住まい選びも、
最終的な正解は人それぞれです。
この記事が、その判断軸を作るきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事があなたの人生に少しでも役立てば嬉しいです。
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※この記事は、特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資には元本割れを含むリスクがありますので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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