普通の大学生が37日間の世界一人旅に挑戦;26日目 ~オーストリア・グラーツ編~
さらばオーストリア、グラーツの丘から「宇宙船」を見下ろす日。そしてスロベニアへ
オーストリア最終日。グラーツの丘「シュロスベルク」から、これまでの旅路に思いを馳せる。雨に濡れた赤い屋根と、ひときわ異彩を放つ「宇宙船」。この国の思い出を胸に、バスは次の国スロベニアへ。
恐怖のケーブルカーと、丘の上から見る「宇宙船」
旅の26日目。
9時過ぎにホテルを出て、グラーツの丘「シュロスベルク」へ。トラムで麓まで行き、そこからケーブルカーで一気に頂上を目指します。
ちょうど9時始発の1便に乗れましたが、リスボンでケーブルカーの事故があったのを思い出してしまい、内心少しビクビクしていました。
それもそのはず、ここの傾斜は**610パーミル(約31.4度)**という、とんでもない急角度。ゆっくりと登っていく車内から、雨に濡れる街を眺めます。
頂上からの景色は、雨で少し霞んでいましたが、プラハやヴュルツブルクで見たような赤い屋根が一面に広がる美しいものでした。
そして、その古い街並みの中で、昨日見た現代美術館「クンストハウス」が、青い宇宙船のように浮かんでいるのがはっきりと見え、改めてその異質さが際立っていました。

丘のシンボルである時計塔(ウーアトゥルム)は、間近で見ると想像以上に大きく、文字盤が壁に直接描かれている素朴なデザインが印象的でした。
帰りは階段を選びましたが、これがくねくねと続く長い道のりで、登り以上に大変だったかもしれません。
オーストリアまとめ
ホテルに戻り、次の国への移動時間まで、これまでの旅を振り返ります。
【オーストリアまとめ】
ウィーンは特に、オーストリア帝国時代の華やかな宮殿や王宮が数多く残り、圧倒的な「都」感があった。
プラハなどと比べると、明らかに都市化が進んでいる印象。
宮殿、市庁舎、道路と、なぜか街の至る所が工事中だったのが印象に残っている。
ウィーンもグラーツも、トラムが地下鉄のように地下を走る区間があったことに驚いた。
物価は、ビール天国だったチェコと比べると、やはり少し割高に感じた。
バスで国境越え、スロベニア・リュブリャナへ
昼食はスーパーで買ったパンで済ませ、グラーツのバスターミナルからスロベニアの首都リュブリャナへ。約3時間のバス旅です。
リュブリャナに到着すると、駅前が大規模な工事中。3車線が1車線に無理やり絞られており、凄まじい渋滞に巻き込まれました。
ホテルに荷物を置き、スーパーで簡単な夕食を調達。
新しい国での最初の夜は、長旅の疲れを癒すため、早めに就寝しました。
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