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神様が入るスペースを作る

花を束ねるとき
何も考えていないくらいのほうが
上手くいく時がある。

上手くいくというのは
デザインや花合せに余白があるような
軽やかさを感じる、「あっ私、こんな花作れたんだ」と自分でも感心する花束が出来たときのこと。

「絶対上手く作らなければ」「唯一無二のものを生み出さなければ」そんな想いが強くなればなるほど、体の力みが花にも伝わって、なんとなく野暮ったいような
ガチガチな印象の花に仕上がる。

この力加減がなんとも難しい。

今日読んだ本の中に  
まさに同じ考え方が載っていた。

青山美智子さん著
猫のお告げは樹の下で

短編の中の一節に
「神様が入るスペースを作る」という
物語がでてくる。
主夫でありアーティストでもある
輝也パパはファンも多い人気上昇中のアーティスト。一見ただの風景画に見える絵の中にトリックアートが隠れていて、発想に夢がある、そんな人だ。
輝也パパは散歩をしている時や
子どもを寝かしつけている時に
ぽかーんとしていると、ふっとアイディアが舞い降りてくるらしい。神様が入り込んでくる感覚。これを見逃さないよう、絵に反映させているのだ。

まさにこれ。私の花づくりも一緒。
今まで言語化出来ていなかったけれど、
心にスペースがあって
鼻歌を歌うぐらい心に余裕がある方が
あらっ?なんかいいんじゃない?と思える
花ができるのだ。

物語の一節ではあるけど、
仲間がいて嬉しかった。
私の心にも時折、神様が入り込んでいたようだ。

ちなみに、この物語の全てがとても良かった。私の生き方考え方に偏りがあったなーと優しく気付かせ、問い正してくれるような、そんなお話の数々。
猫好きなので尚の事ハマりました。






 

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