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冬が苦手な私が、5歳息子の一言で気づいた軽井沢の朝の奇跡

【2児の母が贈るリアル旅エッセイ】

軽井沢の紅葉が終わり、星野エリアではクリスマスの装飾が始まりました。イルミネーションに心は弾むけれど、正直に言います。私は寒いのが大の苦手なんです。

就職後は青森や栃木など、ずっと寒いところばかりなのに、いまだに慣れません。10月にはすでにヒートテックとカシミヤのセーターが制服化しています。沖縄で働くのが夢ですが、色白の夫から許可が下りず、老後の楽しみにしているところです。

特に苦手なのが、車のフロントガラスが凍ること。

冬の朝、私が一番嫌いな時間

早起きは30過ぎてもできなくて、朝はいつもバタバタです。出社するときは自分の荷物に合わせて、2人分の保育園荷物と10キロの娘を抱えて出発。息子も乗せて、やっと自分が座って、そこから待たなくてはならないんです。フロントガラスの氷が溶けるまで。

寒い車の中で数分。この時間が本当に嫌いでした。寒いし、何もできないし、時間もない。駐車場の位置によっては、氷がきれいに溶けている車もあるんです。管理会社に駐車場の移動をお願いしようか、何度も悩みました。

保育園までは車で数分。フロントガラスが溶けるのを待つより短い時間かもしれない。この不毛な時間。そう思っていたその時でした。

5歳の息子の一言

「ママは冬の何が好き?」息子に聞かれました。

ごめん、ママ寒いの苦手なの。正直に伝えたら、息子は言いました。「そうなんだ。僕はこのきれいな窓ガラス見るの大好き」

はっとしました。言葉が何も出ませんでした。

「あとね、雪かきも好き。今年もみんなで雪かきしようね!」

雪かき。我が家はメイン通りの一本裏で、雪かきが遅いんです。住民がみんな朝から文句を言いながらやっている。しかも、アパートの雪かきグッズはしょぼくて、すぐ折れたり割れたりして、笑うしかない状況なのです。それが、今年もやりたいらしい。

8月から育休復帰して、息子と過ごす時間は愕然と少なくなりました。平日は寝た後の帰宅も多く、週末も疲れて公園に連れて行くのが精一杯。そんな中でも、フロントガラスに咲く氷の結晶といった何気ない日常の小さな奇跡に気づき、感動をシェアしてくれたんですね。

ごめんね。ありがとう。駐車場の移動を管理会社に依頼しようと思っていたけれど、もう少しこのままでいっか。そんな風に思えた、軽井沢の朝でした。

忙しい日々の中で見落としていた、小さな幸せ。息子が教えてくれたのは、軽井沢の冬にしかない特別な景色でした。そんな冬の軽井沢を家族で楽しむなら、星野エリアのクリスマスは絶対に外せません。

今年こそ家族で見たい、星野エリアのクリスマス

時間ができたら、星野エリアのイルミネーションを家族で見に行きたいな。12月は星野エリアの夜が、一年で一番輝く時期です。

やどりぎランタンで森を散策

ハルニレテラスとトンボの湯に設置された「やどりぎランタン」

個人的に好きなのが「やどりぎランタン」です。幸せの象徴、やどりぎの形をしたランタンを持って、ハルニレテラスから森を抜けて星野温泉トンボの湯まで散策できます。

夜の森を子どもと歩く機会はなかなかありません。ランタンを持って歩く子どもの姿を想像すると、今からわくわくします。そして、トンボの湯横にある、高さ10mの本物のもみの木が大好き。枝の間に立つと、星屑の中に紛れ込んだような写真が撮れるんです。童心に戻ったようなわくわく感が生まれます。

昨年のクリスマスツリー

星降る森のクリスマスと星屑のスケートリンク

軽井沢高原教会「星降る森のクリスマス」

軽井沢高原教会の「星降る森のクリスマス」は、数えきれないランタンキャンドルが森に灯る幻想的な空間です。予約不要の日もあるそうです。

他には、以前書いた「ケラ池スケートリンク」の夜のライトアップもぜひ行ってみたいです。(寒いから滑らず、カフェから見るだけでもいいかな…)

スターダスト・アイスリンク

詳しいイベント情報は公式サイトでチェックしてみてくださいね。

エピローグ

フロントガラスの氷、雪かき。何気ない日常の中にある幸せを、子どもは教えてくれました。見方を変えるだけで、世界はこんなにも違って見えるんですね。

今年の冬は、少しだけ好きになれるかもしれません。寒い朝も、息子と一緒なら。

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