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【ドラマ感想文】文学ヲタクが名探偵!!『月夜行路』がティーバ再生好調

今クールのドラマでは
何がおもしろいでしょう?

ティーバの再生回数では、
波瑠さんと麻生久美子の
文学ミステリー
『月夜行路 
〜答えは名作の中に〜』が
好調だそうです。

ちょっと意外でした。
文学的な装い、
あるいは、
文学的な世界観を下敷きにした
現代ミステリーって、
ドラマではたいていは
失敗するものなんですが、
今テレビやティーバでやってる
『月夜行路』は
波瑠さんと麻生久美子さんの
バディが功を奏しています。

それから、
ミステリーとしては
カジュアルで気楽に観られます。

良いと聞いて早速観た第2話は、
谷崎潤一郎『春琴抄』が
ドラマの中でチラっと出てきます。
とりわけて文学的な化粧は
あまり濃くはない印象で、
文学的知識を必要としない辺りは
文学に関心が薄い人でも
普通に楽しめるドラマです。

ちなみに、
波瑠さんが演じる女性は
ふだんはバーのママですが、
実は小説家をめざす文学ヲタク。
逞しく、好奇心旺盛で、
毎回、彼女が名探偵になって、
身の回りに起きた事件を
シャーロック・ホームズよろしく
解決に導いていくんです。

麻生久美子が演じる女性は
さまざまな悩みを抱えた専業主婦ですが、
ひょんなことから
波瑠演じる文学ヲタクのママの旅に
伴走していく役割で、
いわば、ワトソン君的な存在です。

そういえば、
最近のミステリーは
重厚感や刺激がますます強くなるなか、
たまには、こうした
カジュアルなトーンの
ミステリーが好感を
持たれるのですね。

『春琴抄』もまた読みたくなりました。
 
ちなみに、第1話は、
江戸時代の元禄期に発表された
近松門左衛門の『曽根崎心中』が
取り上げられました。

ちなみに、
この『月夜行路』という話は、
秋吉理香子さんが買いた
現代ミステリー小説のドラマ化。
『月夜行路』は講談社文庫です。

こんなに肩にチカラを入れずに
テレビでミステリーを観たのは
久しぶりだったかもしれません。
文学だって、
肩のチカラを脱いて楽しめるんだぞ、
そう教わった気がしました。

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