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【人生】私って、主人公?それとも脇役?

「私の人生の主人公は私だ」

そんな諺めいたフレーズを
よく耳目にしますね。

それは、それだけ、ふだんは
「私の人生の主人公は私である」
とは思えないからかしら?

逆説的なフレーズこそ、
流行るフレーズだから。

では、私たちはふだん
自分の人生は
誰が主人公だと思ってるのでしょう。

自分の人生では、
自分自身は脇役なんでしょうか?

ところで、
戦後日本で活躍した作家に
遠藤周作という才人がいました。

代表作は『沈黙』や『深い河』など
信仰に即した小説が多かった。
また同時にエッセイの名手でした。

そんな遠藤周作のエッセイで、
印象的なものがありました。

ふと気付きました。
妻の目からは私はどんな存在に
映っているのでしょう?
私はあくまで脇役にはちがいない。
私は良き脇役であったろうか?
役立たずな脇役だったろうか?


遠藤周作さんは、
この着想を、
ある晩ごはんの時に気がついて、
思わず奥さんに
「私は良き脇役か? 悪い脇役か?」
と問いかけたんだそう。

奥さんは急に予想外な質問が
飛んできたから、キョトンとした
表情になったらしい(笑)。

たしかに、
家族や知人からしてみれば、
私は当然、彼・彼女らの
脇役なんですよね。

まあ、彼・彼女らの人生の
主人公になることは不可能。

であるならば、
彼・彼女らの良き脇役であろうと
努めるのが、
より良き人生の羅針盤になる。

色々な人との関係を改めて考え直す
ヒントにもなるでしょうね。

みんな、
自分の人生のことばかり考え、
その舞台でいかに主人公であろうと
必死になりますが、はたして、
それがより良き人生になるでしょうか?
あまりに傲慢な態度かもしれません。

さて、
私はみなさんのより脇役として
いや、端役として、
少しはなんらかの足しに
なっているでしょうか?

ふとそんな視点になれれば、
スキ数やビュー数などは
たわいないことであり、
何かしらお役に立つ言葉を
お届けすることに徹したいと思う。

様々な人たちの良い脇役や端役に
なれるかは、
自分の人生の主人公になるより
難しいかもしれません。

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