「もう会えない…」なんて、誰が決めた? 死別のあと、大切な人と再会するための Kindle本を書きました。
「死=消滅」って、誰が決めたんだろう。
私は、ずっとこの“設定”に怒っていました。
死んだら終わり。もう会えない。話せない。感じられない。
そんな考え方が「常識」としてある世界に、ずっと違和感を抱えてきました。
それがあるせいで──
私は、あの世に行った両親とは、断絶されているのが普通だと思っていたから。
「死んだ人とは会えないよ」
「いい加減、前を向かないと」
そんな言葉に従おうとするたび、心が固くなっていった。
この本は、そんな私がようやく言葉にできた、 死別から28年経って気づいた、“再会の物語”です。
たくさんの人に読んでほしい。
──そう思う反面、
本当は、「たったひとりの誰か」に届けばそれでいいとも思っていました。
その“誰か”は、もしかしたら、いま、静かに痛みを抱えながらも、どこにも吐き出せずにいる人かもしれない。
何年経っても癒えない悲しみを、「もう仕方ない」と押し込めて、日々の生活をなんとかこなしている人かもしれない。
あるいは、大切な人を亡くしたあの日から、時が止まってしまったままの、かつての私自身のような人かもしれない。
この本を書くあいだ、何度も立ち止まりました。
「これは、誰かに読まれる価値があるんだろうか」
「こんなに個人的なことを、わざわざ本にする意味があるのか」
迷ったり、ためらったりしながらも、どうしても言葉にしたかったことがあります。
それは──
「死んだら終わりじゃない」という実感を、誰にも遠慮せずに書くこと。
あの世に行った人と“もう一度つながる”ことは、妄想でも、現実逃避でもなく、ちゃんと実感として存在しているんだと伝えること。
それを、ようやく私は言えるようになった。
本の中では、亡き人と再会するための、3つのステップを紹介しています。
1|感情をそのまま感じる
2|記憶をたどる
3|想いをかたちにする
私自身がやってきたこと。
泣いたり、怒ったり、懐かしんだり、手紙を書いたり──
とても地味だけど、私にとっては「再会」への道でした。
もし今、誰にも言えない悲しみを抱えていたら、
「死は存在のかたちが変わること」という前提で、世界を見直してみてもいいのかもしれません。
この本は、そのきっかけになればと願って書きました。
大切なあの人には、いつでも会える。
そう信じられることが、再会のはじまりなのだと、私は思っています。
この物語が、あなた自身の“再会”の一歩になれば嬉しいです。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
この記事が、あなたの心のどこかに触れるものがあったなら、
無料サンプルだけでも、のぞいてみてくださいね。
きっと、あなたとあの人との“再会”の感覚にも、静かに寄り添える一冊になっています。

