子どものメンドクサイはこれで撃退。脳科学を利用した4つの方法
「めんどくさい」が口ぐせの子どもたち
最近の子どもたちって、やたらと「めんどくさい」を口にしませんか?
宿題も、片付けも、ちょっとしたお手伝いも…。
「宿題やりなさい」と声をかけると「え〜めんどくさい!」。
「お手伝いお願いできる?」と言うと「あとで!めんどくさい!」。
気がつけば、子どもの口ぐせが“めんどくさい”になってしまっていませんか?
そういった言葉を聞くたびに、たしかにめんどくさいことだけど、そんなにめんどくさいっていうほどめんどくさい?と思っていました。
そしてそれは、便利な時代になったからこそ、めんどくさいが増えているのではないかとも。
でも、いま読んでいる『めんどくさいが消える脳の使い方』には、意外な答えがありました。実は「便利さ」そのものが原因ではないのです。脳の使い方、特にデジタル作業やマルチタスクこそが『メンドクサイ』を引き起こしているのだと。
そして、『メンドクサイ』は性格でも気合い不足でもなく、脳の仕組みから生まれる自然な反応。つまり「脳をどう使うか」で『メンドクサイ』は減らせるというのです。
今日は本で学んだ内容を子育てに応用できないかと考えたことをシェアしたいと思います。
子どもの『メンドクサイ』は脳の仕組みだった
まず知っておきたいのは、『メンドクサイ』という気持ちは、決して怠けているからでも甘えているからでもない、ということです。
脳の中には“ワーキングメモリ”と呼ばれる「一時的なメモ帳」のような仕組みがあります。ここに情報を一時的に置いて、作業を進めています。
たとえば、子どもが宿題をしているとき。
途中でLINEの通知が来たり、テレビの音が耳に入ったり、ママが声をかけたり…実は同時にたくさんの刺激を処理しています。これが「マルチタスク」です。
マルチタスクを続けると、このワーキングメモリがどんどん埋まってしまい、脳が疲れて動きたくなくなる。すると自然と『メンドクサイ』と口から出てしまうのです。
「なんでうちの子はすぐにめんどくさいって言うの?」とイライラする前に、「脳がいっぱいになっているのかも」と考えると、少し気持ちが楽になりますよね。
「習慣化」で“めんどくさい”を消す
本で紹介されていたのは、「習慣化」こそが『メンドクサイ』を減らす最強の方法だということ。
たとえば歯磨き。食べたら磨く、寝る前に磨く。磨く時間を決めて、毎日の当たり前になってしまえば、もはや「やるかどうかを考える」ことすらありませんよね。
つまり、脳に「いちいち考えなくてもできる状態」をつくってあげることが大切なんです。
『メンドクサイ』と感じることをシンプルに、淡々と繰り返すことで、子どもにとっての「当たり前」になります。考えることが減る分、「メンドクサイ」が起きにくくなるのです。
大人も一緒に「シンプルにする」
子どもは大人の姿を見て、マネをします。
大人が率先してやらずに、子どもにだけ「めんどくさがらないでやりなさい」とは言いにくいですよね。
口やかましく言わなくても、大人がシンプルな習慣を身につければ、子どもも自然とマネします。
たとえば「スマホを別の部屋に置いて作業する」「朝のルーティンを固定する」など、余計な判断を減らしてみる。親子で一緒に習慣をつくることが、“めんどくさい”の口ぐせをなくす近道になります。
ママができる『めんどくさいを消す』サポート術
もちろん、子どもに「習慣化しなさい」と言うだけではうまくいきません。ママがちょっと工夫してサポートしてあげることが大切です。ここでは本から学んだことを、ママ目線で応用できそうな方法として紹介します。
1. 夕方は体を動かしてから始める
脳は夕方になると疲れやすくなり、『メンドクサイ』が出やすい時間帯です。そんなときは、宿題を始める前に少し体を動かして体温を上げてあげましょう。散歩やストレッチ、軽い運動でOK。驚くほどやる気が変わります。
2. 最初の一歩を小さくしてあげる
「宿題しなさい!」ではなく、「まずノートを開こう」「鉛筆を持とう」と、具体的な最初の一歩を伝えてあげます。小さな行動をとれば、そのまま次の行動がつながりやすくなるからです。
3. 「未来のメリット」を伝える
「宿題終わったらテレビ見ていいよ」では、ただのごほうびに。
「宿題を早く終えたら、夕方に自由に遊べる時間が増えるよ」と伝えるほうが、子どもの未来のイメージにつながり、やる気が出やすくなります。
4. ママ自身がシングルタスクを見せる
子どもは親をよく見ています。ママが「スマホを横に置いて、家事や仕事に集中する」姿を見せると、自然とシングルタスクの大切さを学びます。親子で一緒に「集中タイム」をつくるのもおすすめです。
まとめ
子どもが『メンドクサイ』と言うとき、つい「怠けてる」「やる気がない」と思ってしまいますよね。
でも実際は、脳が疲れているだけ。ワーキングメモリがいっぱいになっているサインです。
ママができることは、子どもの脳を『メンドクサイ』から解放してあげる環境をつくること。
✅ 習慣化して考える回数を減らす
✅ 小さな一歩をサポートする
✅ 未来のイメージを見せる
✅ ママ自身もシンプルに行動する
これだけで、子どもはぐっとラクに動けるようになります。
『メンドクサイ』は、努力や根性で乗り越えるものではありません。脳の仕組みを理解して、親子でラクに習慣をつくること。それが子どもを伸ばす近道だと感じました。
今日から少しずつ、試してみませんか?
